
(21)「レギュラー定着へ」 三股久典
――春季を振り返ってみていかがでしたか
三股:
――紫紺を着て感じたことは
三股:紫紺の9番を着ることは誇りです。でも、その中にはもちろんプレッシャーや責任も伴ってくると感じました。試合中は一瞬たりとも気を抜けないと感じています。今後も紫紺の9番に恥じないプレーをするために努力していきたいと思っています。
――一番印象に残っている試合は
三股:帝京大戦です。スタメンで出させてもらったのですが、大学日本一との差を肌で実感しました。全てにおいて相手が格上でした。その中で、一番の差はフィジカルだと感じました。今から身長を伸ばすことはなかなか難しいですが、体を大きくすることはできます。身長に関しては(相手が)大きくてうらやましいなぁではなく、今の身長が自分にとってベストだと思ってやっています。チーム的にも試合に負けたことで意識が変わったと思います。個人的にも気を引き締めていかなければならないと感じました。
――1年生の中でAチーム最多出場でしたが
三股:今はただただ学ぶことばかりです。でも、その経験を自分たちの代に還元したいと考えています。Aチームの先輩方は練習からとても高い意識を持って取り組んでいます。今後は練習中の声出しなどで代を盛り上げていきたいと思います。
――夏合宿での目標は
三股:帝京大戦にレギュラーで出場してリベンジしたいです。今、SH内ではでレギュラー争いが熾烈(しれつ)です。毎日のようにABCDチームが入れ替わるぐらいです。でもその中で自分が一番になれるように頑張っていきたいです。
――ご自身のAチーム定着には何が必要になってくると思いますか
三股:基本的なことですが、ポイントに素早く行く体力をつけることです。80分間走り続ける体力。春季はそこが足りなかったと感じています。とにかく今は体力作りに重きをおいて練習しています。今後、レギュラー定着へ向けてそこは絶対に重要になってきます。その基本を押さえてからほかのことも意識できるようにしていきたいです。
――対抗戦で意識されている試合はありますか
三股:春に敗れた帝京大戦はもちろんですが、明早戦です。小さいころからテレビで見ていたのですが、観客の多さや選手たちの気迫がすごいと思いました。国立ではないので残念な気持ちもありますが、その伝統の一戦に出場したいです。対抗戦は全試合テレビで中継されるので、応援してくれている親や明治ファンの方々に試合に出場することで頑張っている姿を見せられたらと思います。
――対抗戦にむけての意気込みをお願いします
三股:とにかく1位しか狙っていません。今、BKもFWも非常にいい調子できています。コミュニケーションもよくとれていて、雰囲気もいいです。その一員として試合に出られる喜びを感じながらどんどん結果を残していきたいと思います。
――ありがとうございました
◆三股久典(みまた・ひさのり)政経1 佐賀工出 165㎝・65㎏
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