インカレ展望
総合力でつかむ頂点
部員全員で優勝に挑む。男子は1年生を含む全員が試合に出場し、全種目で表彰台を狙う。荒木祐介主将(政経4=熊本学園大付)は「チーム全員でやる雰囲気を構築することに重きを置いてきた」と振り返った。ポジティブな姿勢で、いい雰囲気を保ち続けることで部全体のモチベーションを維持してきた。男女で出場種目全てにエントリーするのは明大のみ。日常の小さな積み重ねから培われた明治魂の体現を目指し、総合力でインカレを戦い抜く。
明治の名を背負って
トップの座は譲らない。昨年優勝を果たした男子舵手なしフォアは梶谷嶺(法4=諏訪清陵)、片岡勇太朗(理工4=銀河学院)を中心に個人個人の良さを生かし、それぞれの持ち味を調和させたこぎで連覇を目指す。「明治の対抗という名前を背負っているので優勝するのは当たり前」(片岡)。一番の強みであるスタート100mに勝負が懸かる。また、主将の荒木を中心にまとまる舵手付きフォアにも注目だ。
打倒早大に燃える。花形種目である女子舵手付きクォドルプルは3年連続で頂点を早大に奪われている。しかし今季は体力強化の成果が表れ、タイムも徐々に上がってきている。5月に行われた軽量級選手権では早大を下し優勝を果たすなど、その実力は折り紙付きだ。また、シングルスカルにはU23日本代表に選出された冨田千愛(法3=米子東)が出場。持ち前の力強いこぎをインカレの舞台でも存分に発揮する。
最高の結果で集大成を飾ってみせる。「最後はうれし涙を流したい」(松岡)。昨年の悔しさを晴らす瞬間は目前だ。
◎応援に行こう!!
◆8・21~24 第41回全日本大学選手権
≫会場アクセス
・戸田ボートコース
――JR埼京線「戸田公園駅」より徒歩15分
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