男子注目種目(7)
――このクルーのテーマを教えてください。
梶谷:個性を上手く生かす。それぞれ持っている持ち味を上手い形で調和させたら絶対に速いと思うので、それを磨いてやっています。
――お互いの印象を教えてください。
梶谷:片岡はずっと一緒に乗ってきて全幅の信頼を置いています。野原は普段ちゃらんぽらんしてそうですが、水上に出ると豹変します。河井はすごいパワーがあるので、それをどう生かそうかといったところです。
片岡:梶谷は部の中で一番真面目。自分の芯を持っている人間だと思います。野原はいいリズムを持っています。陸と水上でのメリハリができます。河井は部内で一番パワーがあると思うので、それをいい感じに伝えればと思います。
野原:梶谷さんは一番真面目なので頑張ってほしいです。片岡さんはずっと一緒に乗りたいと思っていました。河井は顔が怖いですけど優しいところもあるので、うまくやってくれたらいいなという印象です。
河井:梶谷さんはすごい練習に打ち込んでいてストイックです。梶谷さん以上に練習するキャラになりたいと思います。片岡さんは昨年なしフォアで優勝されたメンバーで、技術も高いですし見習うものがたくさんあります。野原さんはすごい頑張ってくれているので、迷惑かけないように支えられるように頑張りたいと思います。
――このクルーの良さを教えてください。
野原:仲が良くて、お互いを尊重しあい切磋琢磨できるところです。
梶谷:元気の良さが取り柄という感じです。雰囲気良くというのをいつも意識してやっています。力強さはあるので、技術的なことを言うとオールが水中に入水するエントリーからミドルまで力強く船を運べることができます。そこは絶対崩さないようにしています。個性的なので、その個性をどう生かすか。クルー全体の良さというよりは個人個人の良さを生かすこぎをするという感じです。
片岡:一番の強みはさっきも言ったようにエントリーからミドル。そこの伸びは確実に他のクルーよりはあると思います。他ができていないところができているので、今後も消さないようにやっていきます。あとは元気を出し続けることです。
――河井さんは唯一の下級生ですがどうですか?
河井:プレッシャーはあります。失敗したらどうしようとか思いますが、自分が選ばれて良かったと思うこともあります。先輩たちに付いていって、先輩たちを下から持ち上げていけたらと思います。
梶谷:正直後輩という感じはしないです。自分から言えるので、引っ張られることもあります。水の上では関係ありません。
――梶谷さん、片岡さんの昨年の優勝の経験が生かされていることはありますか?
片岡:必ずスタートの500mで出ること。スプリント能力は必要なので、入り出しを上手くこげるように意識しています。
野原:練習に対する気迫というか、心構えが全然違うと感じます。苦しいときに声を出してくれたり、そんなところです。
――インカレへの意気込みをお願いします。
梶谷:もちろん優勝しか狙っていません。チャレンジャーのつもりで、あまり昨年のことは考えずに。2回目に勝てたら本物だと思うので、もう一度初心に帰ってチャレンジしていきます。前半飛び出せるかどうかがカギなので、飛び出せるだけの練習をしていきます。
片岡:明治の対抗という名前を背負っているので、優勝するのは当たり前だと思っています。僕も昨年の優勝したからとかは頭になくて、切り替えはできています。優勝するのは当たり前ですけど、後輩の2人に何かしら伝えられればと思います。こぎの面や勝ちへのターニングポイントを残していけたら。
野原:僕は優勝したことがないので、今年こそは絶対優勝して、先輩たちに恩返しができるように頑張りたいです。
河井:優勝以外考えていません。連覇を成し遂げたいですし、4年生の先輩方は最後のインカレなので先輩方とトロフィーを持ちたいです。1年生ということは考えずに、明治大学の対抗として優勝することが目標です。
――ありがとうございました。
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