
ベスト4進出 優勝が射程圏内に/全日本大学総合選手権(団体の部)
ベスト4進出 優勝が射程圏内に/全日本大学総合選手権(団体の部)
インカレ制覇が見えてきた。今日から32校による決勝トーナメントがスタート。1日で3試合というハードなスケジュールの中、平野友樹主将(商4=野田学園)、丹羽孝希(政経2=青森山田)、町飛鳥(商2=青森山田)、森薗政崇(政経1=青森山田)が戦い抜いた。準々決勝まで終了しベスト4には早大や、昨年この大会で負けた愛知工大が残っている。制覇奪還へのハードルはまだ高い。
盤石な試合内容だった。駒大戦から出場した丹羽の相手は春季リーグで敗れた鈴木(駒大)。しかし「最初から気合が入っていた」と仕掛けるのが速い積極的なプレーを見せて相手の攻撃を封じた。中大戦でもこの勢いを続け、春季リーグでの印象を払拭(ふっしょく)した。優勝を目指すチームにとって非常に良いムードをつくった日となった。
主将としてチームをけん引した。シングルスとダブルスに出場する平野は5戦全勝と好調をアピール。「絶対に点が欲しいところで取れた」(平野)とリードされているときに離されずに逆転することがこの結果に結びついている。「今の調子だと絶対に負ける要素はない」(平野)と優勝への自信をのぞかせた。
優勝まであと2勝だ。準決勝の相手は春季リーグで死闘を繰り広げた早大。田崎俊雄監督は「受け身ではなく、チャレンジャーとして臨む」と意気込んだ。最終日2年ぶりの快挙達成となるか注目だ。
[吉田周平]
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