
初戦制す/全日本大学総合選手権(団体の部)
初戦制す/全日本大学総合選手権(団体の部)
雪辱を果たしてみせる。グランドスラムにつながる二冠目の全日本大学総合選手権が開幕した。地元での開催に負けられない明大は初戦の広島大をストレートで下した。順調なスタートを切り、次の札幌国大との一戦に弾みをつけた。
圧倒的だった。初戦1番手を任されたのは平野友樹主将(商4=野田学園)。「出たら勝つだけ」(平野)という言葉通り相手を全く寄せ付けず勝利。3番手でもスーパールーキー、森薗政崇(政経1=青森山田)とダブルスを組み再び登場。1週間前に急きょ決まったペアだったが危なげなく勝利を収めた。
気合いが伝わってきた。2番手はガッツあふれるプレーが持ち味の神巧也(政経4=青森山田)。この大会に懸ける思いは決して半端なものではない。気迫のあるプレーで相手を圧倒し、ストレートで下した。しかし「調子は良くない」(神)と得意のフォアハンドがうまく決まらず首をかしげるシーンがあった。これから先の強豪との戦いに神がどう調整していくかにも注目だ。
決勝トーナメント進出に向けた予選の第2戦では札幌国際大と対戦する。「一人一人が勝ちたいという気持ちを持ってやることが大事」(平野)。昨年の雪辱を果たすべく一丸となる。過去最高戦力とうたわれる明大に死角はない。悲願のグランドスラム達成へ向けまた着実に歩を進める。
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