野添と西野が個人で2位/関東学生選手権
幸先の良い初戦となった。野添はジャンプが好調。一度転倒と両足着氷があったがトリプルアクセルを決めることに成功した。昨シーズンは体力不足が課題だったが今回は「何とかぎりぎり滑り切れた」とスピードはあまり落ちなかった。これからさらに体力が付けばより難易度の高い技に取り組むことができそうだ。
[吉田周平]
試合後のコメント
最後のシーズンを迎えた鈴木健太郎(法4=泰星)
「本当に申し訳ないことをした。次は足を引っ張らないように頑張りたい。(最高学年になって)何となくまだ自覚はないが、ただもう引っ張っていくしかないので今回の結果は示し付かない。(ダンスは)靴もダンス用に変えてどちらかというと自分の中ではダンスの方がウエートを重くしているが実際男子は3人しかいないので自分が出ないという手段はない。とにかく去年インカレで団体優勝しているので自分が最高学年なので頑張りたい。(今シーズンは)たぶん忙しいと思う。福岡でダンスの練習をやってシングルの練習をする時は東京でしかやっていないので結局こういう結果になった。シングルの練習時間が確実に減っている。今年は福岡にいるときもシングルを練習しながら、何とかするしかない。自分はダンスもシングルも好きなのでケガにだけは気を付けてやりたい」
男子で最高の2位になった野添
「体力に不安があったが何とかぎりぎり滑り切れた。(昨シーズンからの課題であった後半の体力は)まだ練習をそんなに詰めてやってなかったので仕方ないとは思うが何とか頑張れた。(最初のジャンプはきれいに決まった)最初のジャンプもそうだし、3本目までをきれいに最低限決めたいと思ったが3本目失敗してしまって、3連続も入れたかったがそれも体力的にきつくて入らなかった。あとセカンドも1本しか入ってないので点数的にはもったいなかったと思う。(演技で良かったところ)最初のジャンプから2本目。3本目は失敗したが、また4本目からを何とか決めることができてそのままぼろぼろといくことは無かったのでそこは良かったと思う。(今シーズンは)東日本を通過して全日本でいい演技をするというのもそうだし、厳しいとは思うがインカレで団体優勝して連覇を目指したい」
団体戦1位に貢献した西野
「新しいプログラムなので課題をいっぱい見つけたという感じ。(課題としては)体力と注意すべき点を曲の中で集中してやりたかった。いつも練習で失敗するところを普通に失敗してしまった。(全体的に振り返ってジャンプは)ジャンプ自体は悪くはなかったが本当に失敗が多かった。もっと練習していかないといけないと思う。(今シーズン入るまで練習できたこと)先生を代えたので、練習の内容が変わったがスケーティングはよく練習するようになった。(変化は)あまり自分では分からないがジャンプはちょっと変わったかなとは思う。(今シーズンは)今年は海外試合がないが取りあえず東京ブロック、東日本を通過して全日本で最終グループに入るのと6位くらいには入りたい」
あと一歩で表彰台に届いた藏佐衣子(営2=広尾学園)
「全体的に動けてはいたが後半ちょっとばててしまったので体力面が課題だと思う。(良かったところは)前半のジャンプは全部きれいに決まったので良かったと思う。スピンもきちんとレベルが取れていたと思うし、スピードもそんなに落ちなかったので良かった。(今シーズンは)去年は本番だけジャンプ全部跳べるとかラッキーだったのが多かったので今年はちゃんと実力で全部上まで上がっていきたい。(インカレは)5人中3人しか出られないのでみんな仲良いのでつらいがそこは頑張って勝ち取ってインカレに出たい」
女子個人15位の佐々木美帆(政経2=日出)
「今できることはやり切ったかなという感じだが、練習不足だった。曲で通して練習ができていなかった。(どういう気持ちで挑んだか)新しいプログラムだったので試しという感じだった。技術は別として滑りとか踊りは何となくこういう感じかなというのが分かったので良かった。(良かったところは)新しいプログラムだったので不安があったが滑り切ってしっかり踊り切れた。(今シーズンは)去年よりもしっかり滑って頑張りたい」
これから注目株の男子個人9位の森望(営1=岩倉)
「まだ体力の不足で自分の思い通りの演技が出来なかった。2本目のジャンプの転倒、3本目のジャンプで3回転が2回転になってしまったことで頭が真っ白になってしまった。メンタルを強くしないといけない。(目標は)インカレの団体戦で優勝するために自分からポイントを取りにいくこと。個人ではインカレで1桁の順位に入りたい」
1年生ながら女子個人9位の川平咲良(文1=帯広三条)
「(今日の演技を振り返って)練習の疲れがあって動けるか心配だったけどステップとか動けたので動きに関しては良かった。トリプルサルコウがここ何年かで久しぶりに決められた。(今後の目標は)東日本選手権に出場して全日本選手権に出ること。あとは、インカレの団体戦で優勝の貢献をしたい」
ケガがありながら女子個人7位と健闘した櫛田麻佑(政経1=日本橋女学館)
「最初からガチガチで緊張して不安だったが何とかまとめられて良かったと思う。(どういう気持ちで挑んだか)ケガで調整できなくてこれを機に少しずつでもいいので何か上達できることがあればと思って臨んだ。(良かったところは)取りあえず最後までスピードを出すことを意識してやったのでそこは今までの練習からすると出ていたかなと思う。(今日の演技は)70点くらい。(今シーズンは)一つ一つの試合をちゃんとこなしていけるように、インカレに出たいと思っているので頑張りたい」
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