
新人戦初戦突破 文教大を圧倒/関東大学新人戦
スターターは齋藤拓実(営1=桐光学園)、吉川治耀(情コミ1=京北)、田中井絋章(政経2=山形南)、三井啓史(政経2=札幌日大)、宮本滉希(政経1=明成)。
最後まで点差を広げ続けた。序盤、文教大の粘り強いディフェンスにより何度かターンオーバーも見られたが、2年生を中心としたディフェンスで文教大の思うような攻めを許さない。宮本のブザービーターで第1クォーターを終え、第2クォーターには會田圭祐(法2=市立柏)のバスケットカウントもあり前半を49―23のダブルスコアで折り返す。後半にはベンチ入りした選手全員がコートに立った。普段はプレータイムが少ない1年生たちは勢いのあるプレーで、2年生は安定したプレーで「みんないい色を出せた」と田中井。最後まで大きなリードを保ったまま98―54で白星を挙げた。

シュートを決め笑顔を見せる間宮
ベンチを大いに沸かせた選手がいた。全員出場のトリを飾った間宮誠(国際2=京北)だ。普段は目に見える形でチームの勝利に貢献する機会はなかなか少ない間宮だがこの日は第4クォーターから途中出場。間宮が2本の3Pシュートをリングに沈めると明大サイドからは多くの歓声が上がった。間宮の出場により、吉川、盛滿拓郎(法1=京北)を含む1、2年生の京北高校出身者全3名がコートに揃うこととなった。試合後、吉川は「一緒に出られて良かった」と笑みを浮かべた。
明日の対戦相手は1部リーグに所属する国士大。インサイドを弱点とする明大に対して190センチ台後半の大型留学生2人を擁する国士大が立ちはだかる。2年生のバランスのとれた活躍を軸とするゲームに期待したい。
[正田光太郎]
試合後のコメント
外山英明コーチ
「4メンバッシングの練習しかしていないので、その練習の成果がどれだけでるのかということだったが、まだまだ。ディフェンスも後半にプレッシャーディナイ、ポジションビジョンができていなかったしオフェンスで4メンバッシングをしっかりやろうと言っていてもバランスが悪かった。練習でいくらできても試合でできなかったらダメ。試合で出来るように覚えることは大事だと思う」
田中井
「相手がどこだろうとやることは変わらないのでそれが最初からできればもっと良かったと思う。ディフェンスとか練習でやったパッシングとか。1クォーターではディフェンスが甘かったし、ファールも全然かさまなかったので自分からプレッシャーかけたりだとかディフェンスを変えていこうと思ったんですけどそれがもっとはやくできたら良かったなと思う。自分的には(新人戦は)チームが勝つということよりもプレータイムが少ない人が試合に出て自分の色が出せればいいと思っている。今日に関してはみんないい色を出せたかなと思うので明日につなげていきたい。2年生には自分のプレーにプラスしてチームのことも考えてもらっている。1年生が悪いプレーをしたときに声を掛けたりしていてチームとして良くなってきていると思う。プレー面では1年生のフレッシュさというのが必要なときもあるけど2年生には安定さがあって安定した戦いというのができるのでそこが今日は良かったと思う」
會田
「ずっとディフェンスしかやってきてなかった。だからディフェンスをしっかりやって得点につなげられたのはよかった。緊張とかはなかった。1年生のガードは得点能力が高いので自分はその分オフェンスの組み立てを意識している。4人外でパッシングをして、というのをやっていきたいが今日はポジションが悪かったりしたので次までに修正したい。1年生がまだパッシングの意識があまり高くなくドリブルしてしまうのである程度は仕方ないのもある。今日は相手がガチャガチャしててやりづらかった。明日の国士は大きい中国人がいるのでもっとスピーディーにプレーして、オフェンス、ディフェンスも練習でやってきたことをやりたい」
吉川
「久々の試合だった。入りが自分としては悪く、そのまま進んでいってしまった。ディフェンスはみんなやっていたがオフェンスが練習でやっていたことが全然できていなくてバランスがわるかった。(第4クォーターに京北出身選手3人がコートにそろったのは)狙っていた。間宮さんがアップしているのを見て盛満とコーチにアピールをしていた。一緒に出られて良かった」
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