次の時代へ礎築け!ルーキー特集(8) 吉川治耀

次の時代へ礎築け!ルーキー特集(8) 吉川治耀
 目指すは大学日本一。昨年はインカレ準決勝で青学大という壁を打ち破り35年ぶりに決勝進出を果たした。37年ぶりの優勝を懸けて挑んだ決勝では東海大に敗戦。東海大が新たな壁として立ちはだかった。「新しい壁」である東海大を超え頂点に立つための1年となる今年。頂点に挑むバスケットボール部の1年を追いかける。

 「四つ全部優勝を狙う」(小山耀平主将・文4=光泉)。高い目標を掲げる今年のチームに8人の強力ルーキーたちが加入した。最後に紹介するのは吉川治耀(情コミ1=京北)。得意とするドリブルで相手ディフェンスを翻弄する。その巧みなテクニックで高校時代はインターハイ優勝の立役者となった。「安藤(誓哉・情コミ4=明成)の後継者」(塚本清彦ヘッドコーチ)と期待されるその実力を発揮し、チームの司令塔となれるか、注目の選手だ。

 外のシュートにも注目だ<
外のシュートにも注目だ

――高校でやってきたことは
「日本一目指してやってきました。あとは一対一で負けないというのを意識してやっていました」

――大学でやりたいことは
「試合に出たらのことを考えて常に練習していきたいです。試合では点取ることだけじゃなくてディフェンスを頑張りたいと思っています」

――明大を選んだ理由は
「高いレベルでやりたかったからです。決めたのは高2の冬くらいです。向こうから声が掛かっていて自分も結果とか見ていて、先輩も行っているしと思って決めました」

――高校と大学の違いは
「フィジカルとディフェンスの激しさ、高さとか全体的に違うなと思います。でも慣れてくれば大丈夫なんじゃないかと思っています」

――バスケを始めたきっかけは
「お兄ちゃん(治瑛・慶大)がやっていたからです。ちゃんとしたチームに入ったのは小3で遊びでやりはじめたのは小1です。でもお兄ちゃんのことはあまり意識してやってはないです。大学も明治の方がいいなと思って明治にしました。自分のプレーをしようと。でも今でも教えてもらったりはしています」

――自分の武器は
「ドライブですね。あとは外のシュートが高校の時より入るようになってきているのでそれも見てもらいたいです」

――同期に対して意識することは
「みんな意識高く、常に全力でやっていていいと思います」

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――背番号「32」を選んだ理由は
「高校の時、ユニフォームにリバーシブルみたいのがあってそれが32番だったので大学でも32がいいなと思ってそうしました。NBAでマジック・ジョンソンとかがつけていて響きがかっこいいなと思ったので高校の時に32を選びました」

――目標、憧れとする人は
「やっぱり今は誓哉さん(安藤)に近づけたらなと思っています。落ち着いていて、シュートも落とさない安定感のある感じに憧れます。一緒にやれるのは1年しかないのでそれまでに学べることを学びたいです。見て学びます」

――1年目の目標は
「試合に出れるように、出たらチームの力になれるようにという感じです」

――4年間を通しての目標は
「大人とやりあえるくらいにレベル高く目指してやります。フィジカルだったりを大学でしっかり鍛えたいです。今年も大人と練習試合をやれるみたいなのでそこでしっかり体感したいと思います。ゆくゆくはそこに行けたらとは思っています」

――チームメイトの今西選手(政経1=愛知産大工)を紹介してください
「変わったやつなんですけどみんなに優しくてノリがいいです。明るいキャラなので一緒にいるとみんな和みます。いいやつです。バスケで言うと何やってくるかわからない謎なやつでトリッキーなこともやってくるので見てて面白いです」

――ありがとうございました。

◆吉川治耀 よしかわじょう 情コミ1 京北高出 178cm・70kg
ポジションはSG(シューティングガード)。10月17日生まれのO型。趣味はサッカー。

ルーキー特集はこれで最後になります。ありがとうございました。

[吉川真澄]

◆2014年度新入生一覧◆
背番号
名前
出身校
ポジション
高校の成績
#8
今西勇人
愛知産大工
F(フォワード)
ウインターカップベスト16
#77
菊地啓斗
東北学院
PG(ポイントガード)
国体3位
#2
齋藤拓実
桐光学園
PG(ポイントガード)
ウインターカップベスト8
#14
濱西秀人
国学院久我山
SF(スモールフォワード)
ウインターカップベスト8
#27
松本大河
能代工
SG(シューティングガード)
インターハイベスト16
#22
宮本滉希
明成
PF(パワーフォワード)
ウインターカップ優勝
#35
盛滿拓郎
京北
C(センター)
インターハイ優勝
#32
吉川治耀
京北
SG(シューティングガード)
インターハイ優勝