次の時代へ礎築け!ルーキー特集(8) 吉川治耀
「四つ全部優勝を狙う」(小山耀平主将・文4=光泉)。高い目標を掲げる今年のチームに8人の強力ルーキーたちが加入した。最後に紹介するのは吉川治耀(情コミ1=京北)。得意とするドリブルで相手ディフェンスを翻弄する。その巧みなテクニックで高校時代はインターハイ優勝の立役者となった。「安藤(誓哉・情コミ4=明成)の後継者」(塚本清彦ヘッドコーチ)と期待されるその実力を発揮し、チームの司令塔となれるか、注目の選手だ。
外のシュートにも注目だ
――高校でやってきたことは
「日本一目指してやってきました。あとは一対一で負けないというのを意識してやっていました」
――大学でやりたいことは
「試合に出たらのことを考えて常に練習していきたいです。試合では点取ることだけじゃなくてディフェンスを頑張りたいと思っています」
――明大を選んだ理由は
「高いレベルでやりたかったからです。決めたのは高2の冬くらいです。向こうから声が掛かっていて自分も結果とか見ていて、先輩も行っているしと思って決めました」
――高校と大学の違いは
「フィジカルとディフェンスの激しさ、高さとか全体的に違うなと思います。でも慣れてくれば大丈夫なんじゃないかと思っています」
――バスケを始めたきっかけは
「お兄ちゃん(治瑛・慶大)がやっていたからです。ちゃんとしたチームに入ったのは小3で遊びでやりはじめたのは小1です。でもお兄ちゃんのことはあまり意識してやってはないです。大学も明治の方がいいなと思って明治にしました。自分のプレーをしようと。でも今でも教えてもらったりはしています」
――自分の武器は
「ドライブですね。あとは外のシュートが高校の時より入るようになってきているのでそれも見てもらいたいです」
――同期に対して意識することは
「みんな意識高く、常に全力でやっていていいと思います」
――背番号「32」を選んだ理由は
「高校の時、ユニフォームにリバーシブルみたいのがあってそれが32番だったので大学でも32がいいなと思ってそうしました。NBAでマジック・ジョンソンとかがつけていて響きがかっこいいなと思ったので高校の時に32を選びました」
――目標、憧れとする人は
「やっぱり今は誓哉さん(安藤)に近づけたらなと思っています。落ち着いていて、シュートも落とさない安定感のある感じに憧れます。一緒にやれるのは1年しかないのでそれまでに学べることを学びたいです。見て学びます」
――1年目の目標は
「試合に出れるように、出たらチームの力になれるようにという感じです」
――4年間を通しての目標は
「大人とやりあえるくらいにレベル高く目指してやります。フィジカルだったりを大学でしっかり鍛えたいです。今年も大人と練習試合をやれるみたいなのでそこでしっかり体感したいと思います。ゆくゆくはそこに行けたらとは思っています」
――チームメイトの今西選手(政経1=愛知産大工)を紹介してください
「変わったやつなんですけどみんなに優しくてノリがいいです。明るいキャラなので一緒にいるとみんな和みます。いいやつです。バスケで言うと何やってくるかわからない謎なやつでトリッキーなこともやってくるので見てて面白いです」
――ありがとうございました。
◆吉川治耀 よしかわじょう 情コミ1 京北高出 178cm・70kg
ポジションはSG(シューティングガード)。10月17日生まれのO型。趣味はサッカー。
ルーキー特集はこれで最後になります。ありがとうございました。
[吉川真澄]
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