次の時代へ礎築け!ルーキー特集(3) 齋藤拓実
「四つ全部優勝を狙う」(小山耀平主将・文4=光泉)。高い目標を掲げる今年のチームに8人の強力ルーキーたちが加入した。3人目に紹介するのは齋藤拓実(営1=桐光学園)。「斎藤は我々の武器だと思っている。空間認識能力がすごくて視野が広い頭がいいプレーヤー」と塚本清彦ヘッドコーチをはじめ首脳陣からの評価は非常に高い。春のトーナメントからの活躍が大いに期待できる注目株だ。
抜群のセンスを見せている
――高校でやってきたことは
「中学の時にあまり全国を経験できなかったので高校は全国に行きたいと思って同じ神奈川の桐光学園に入りました。全国行くのにもやっぱり色々壁にぶち当たったりして、3年間で全部出れたわけではないですけど全国の厳しさを経験できました。監督からは仲間と感謝という気持ちをしっかり持っておけと言われていたのでそういうところを高校生活で学べたかなと思います」
――大学でやりたいことは
「数少ないチャンスをどれだけものにできるかっていうのが大事になってくると思うのでまずは一日一日の練習を無駄にしないでやっていきたいです。安藤さん(誓哉・情コミ4=明成)とか中東さん(泰斗・文4=光泉)とかとは1年間しか一緒にプレーにできないので盗めるものしっかり盗んで少しでも早くチームの中心選手になれるように頑張りたいと思います」
――明大を選んだ理由は
「声を掛けていただいた中で一番強いのが明治だったからです。練習にも1回参加させていただいてOFFが定期的にないとか厳しいというのはわかっていたんですけど練習参加していいなと思ったので決めました。ヘッドコーチがただ教えるのではなくてなぜこうなのかという理由がしっかりしていて無駄のない練習だなと思いました」
――高校と大学の違いは
「フィジカルとスピードがだいぶ違うと思います。高校だとスピードだけで行けたりするところをフィジカルでスピード抑えられてしまったりするので」
――バスケを始めたきっかけは
「父親がミニバスのコーチをやっていて、兄もミニバスをやったりしていたので家族の影響で小さいころからはじめていました。小1の時に父親がコーチをやっているところのミニバスに入ったんですけど、保育園の時もたまに行ったりしていました」
――自分の武器は
「今はまだスピードだけかなと思います。持ち味を出すにはスピードかなと。でもオフェンスだけだと使ってもらえないのでディフェンスも頑張って行きたいです」
――同期に対して意識することは
「本当に一緒にいてすごい楽しいなと思います。自分は通いで寮は一人だけみんなと別なんですけど実家で良かったなと思います(笑)」
――背番号「2」を選んだ理由は
「高校の時から3番だったというのもあってそうしたかったんですけど空いてなかったので近かった2番にしました。NBAの選手にも好きな選手がいるのもあって2番を選びました」
――目標、憧れとする人は
「安藤さんです。体の使い方だったりフィジカルの部分もそうなんですけど緩急のつけ方とかがすごいうまくて。1試合通してのゲームメイクもすごいなと思うのでそういう部分で憧れたりします。指示とか全然できないときに安藤さんと一緒に出ると指示を出してくれたりしてすごいやりやすいです」
――1年目の目標は
「チームがリーグ戦とかインカレで優勝できるように少しでも貢献できたらいいなと思います」
――4年間を通しての目標は
「自分が2年になっても3年になっても自分の代になってもリーグ戦、インカレで優勝目指してやっていきたいです。外角のシュートだったりフィジカルの部分だったりとか少しでも弱点がなくなればもっと良いプレーヤーになれると思うのでそこも頑張っていきたいと思います。あとはディフェンスが全然できないのでそこをしっかり頑張りたいです」
――次の濱西選手(秀人・国際1=国学院久我山)を紹介してください
「持ち味はディフェンスですかね。瞬発力がすごくて足の一歩が早いので」
――ありがとうございました。
◆齋藤拓実 さいとうたくみ 営1 桐光学園高出 172cm・62kg
ポジションはPG(ポイントガード)。8月11日生まれのO型。趣味は映画鑑賞と音楽鑑賞。
次回のルーキー特集は濱西秀人(国際1=国学院久我山)です。お楽しみに!
[吉川真澄]
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