日大、法大に快勝し開幕3連勝/春季関東学生1部リーグ戦

2014.05.16
日大、法大に快勝し開幕3連勝/春季関東学生1部リーグ戦
 全勝優勝へ向け快調に勝ち進む明大。リーグ戦3日目には日大戦、法大戦の2試合が行われた。どちらも雰囲気よく勝ち取り明日以降へ向け順調な試合運びを見せた。

 日大戦ではトップバッターを任せられた森薗政崇(政経1=青森山田)。2球目から積極的に攻める姿勢を見せ、起用に応える1勝を挙げチームに流れを呼び込んだ。続く有延大夢(商2=野田学園)は今年度リーグ戦シングルス初出場。硬さも見られ、得意のフォアハンドが決まり切らない。台から離され思うようなプレーをさせてもらえずストレート負けを喫した。その後は1試合ぶりの出場となった神巧也(政経4=青森山田)、松下海輝(商3=希望が丘)がきっちりと取り切ると危なげなく勝利を収めた。

 気持ちが乗り「やっと明治らしい戦いができた」(田崎俊雄監督)という法大戦。リーグ戦開幕4試合目にしてようやく4―0のストレート勝ちを決めた。
 町飛鳥(商2=青森山田)は第1ゲームにサーブで3本のミスで相手に得点を許すなど、僅差で2ゲームを連取された。「サーブが感覚良くなくて苦しい試合だった」(町)。それでも第3ゲームでは「何も考えずに開き直って楽にやった」と余計な力が抜け、要所要所でロングサーブを出すなど相手の不意を突く攻撃を仕掛けた。高い集中力を見せゲームカウント2―2まで追い付くと、第5ゲームでは11―4と相手を寄せ付けず大逆転で1勝を挙げた。
 2番手には「経験を積ませたかった」(田崎監督)と日大戦に続き再び有延を起用。昨年度全日本学生選抜選手権(全日学選抜)チャンピオンの実力を見せ3―0で勝利。日大戦よりも気迫がこもり、大声でチームの雰囲気を盛り上げ勝利をつかんだ。ダブルスでも鹿屋・尾留川組(法大)相手に1ゲーム目を12―10でジュースを制すると勢いそのままに1ゲームも渡さずに勝利。チームも4―0と快勝した。

 ここまで4試合を終え「ようやくエンジンがかかってきた」(田崎監督)。リーグ戦も残り3試合。明日にはリーグ戦開幕前からヤマ場の一つと口をそろえる早大戦が控える。今後さらに気を引き締め一丸となって戦い抜く。