(7)「大学の中で一番強いスクラムを」須藤元樹

2014.04.24
(7)「大学の中で一番強いスクラムを」須藤元樹
 昨年度、FW・BKともにスタメンの中心となった新3年生の活躍が優勝へのカギを握る。今回はその中からPR須藤元樹(文3=国学院久我山)に注目した。

 

不動の右PRとしてチームに貢献した
不動の右PRとしてチームに貢献した

須藤は明治のFWに欠かせない存在だ。上級生としての自覚と責任を持ち、今年はさらにチームを奮い立たせる。
 「他人と一緒ではレギュラーになれないと思った」。人一倍自主練習に励み、1年次からレギュラーに名を連ねた。昨年度は不動の右PRとしてスクラムを支え、得点源となった密集プレーにも大きく貢献した。
今春のジュニア・ジャパン遠征に参加し、海外にも通用するスクラムを学んだ。低い姿勢とヒットスピードの向上の大切さをあらためて実感し、オーストラリア戦で実践もした。その経験を生かし、今年は「大学の中で一番強いスクラムを目指したい」と語る。

大学の中で一番強いスクラムを目指す
大学の中で一番強いスクラムを目指す

 現在、腰のケガで練習に参加しておらず、復帰は夏の見通しだ。療養の期間もトレーニングはもちろん欠かさない。復帰後は「スクラムだけでなくアタックやディフェンスも力を入れていきたい」と意気込んだ。三冠達成を強く掲げる須藤の活躍に、今年も期待が懸かる。

◆須藤元樹(すどう・げんき)文3 国学院久我山出 173cm・107㎏