
小日向、200平初Vで代表入り!/日本選手権
後半に強い小日向らしさを存分に出した。100mのターンの時点では最下位と、優勝争いからは姿を消していた。それでも「みんな100~150mで落ちると思うのでそこを突けばびっくりするかな」と予定通りに125mでスパート。ラスト25mで抜け出すとそのまま逃げ切った。「とりあえず代表が決まったのでうれしい」と日本選手権初優勝を素直に喜んだ。一方で自己ベストを0秒76更新し、今季の世界ランキング6位となる好タイムには少し不満げな様子。「これではまだ世界と戦えないと思うので、2分07、08秒台を出していきたい」。あくまでも基準は世界に置いている。
確かな手応えをつかんだ。50m、100mで自己ベストを更新した中で臨んだレースだったため「スピード系の種目で戦えるように強化していけば200mも戦える」。課題としていたスピードを今後はより追求していくつもりだ。持ち味のスタミナは健在で、後半の100mを1分05秒95でまとめた。これは2008年に北島康介(アクエリアス)が当時の世界記録(2分07秒51)を樹立したときのタイムを上回る。しかし前半の100mは予定より1秒以上も遅かった。「これで2分08秒台は難しい」と新たな課題も見つかった。
優勝した昨年のジャパンオープンに続いて北島や立石諒(ミキハウス)らメダリストを破り、完全に世代交代を成し遂げた格好となった。世界記録保持者のライバル・山口観弘(東洋大)にも先着。層の厚い平泳ぎ陣の中で唯一代表入りを果たし、第一人者と呼ばれる日もそう遠くないはずだ。「まずは6月のジャパンオープンで2分08秒台を狙いたい。パンパシやアジア大会のことはそれから考えます」。伸び盛りの19歳は冷静に先を見据えている。
確かな手応えをつかんだ。50m、100mで自己ベストを更新した中で臨んだレースだったため「スピード系の種目で戦えるように強化していけば200mも戦える」。課題としていたスピードを今後はより追求していくつもりだ。持ち味のスタミナは健在で、後半の100mを1分05秒95でまとめた。これは2008年に北島康介(アクエリアス)が当時の世界記録(2分07秒51)を樹立したときのタイムを上回る。しかし前半の100mは予定より1秒以上も遅かった。「これで2分08秒台は難しい」と新たな課題も見つかった。
優勝した昨年のジャパンオープンに続いて北島や立石諒(ミキハウス)らメダリストを破り、完全に世代交代を成し遂げた格好となった。世界記録保持者のライバル・山口観弘(東洋大)にも先着。層の厚い平泳ぎ陣の中で唯一代表入りを果たし、第一人者と呼ばれる日もそう遠くないはずだ。「まずは6月のジャパンオープンで2分08秒台を狙いたい。パンパシやアジア大会のことはそれから考えます」。伸び盛りの19歳は冷静に先を見据えている。
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