春季リーグ戦いよいよ開幕/練習取材

2014.04.12
春季リーグ戦いよいよ開幕/練習取材
 昨年のレギュラーメンバーの中5人が卒業し、今年度は「本当に0からのスタート」(中村悠貴主将・文4=習志野)となる。昨年までの礼儀・めりはり・共有の3つの指針に自主性を加え基礎から練習に取り組んできた。前日の練習ではウォーミングアップ、そしてAチーム対Bチームの試合をこなした。

 いよいよ今年度最初の大会、春季リーグ戦が開幕する。「チャレンジャー精神を常に忘れずに優勝を目指す」(中村)。昨年味わった悔しさを胸に今年度のチームが新たなスタートを切る。

[板橋洋子]

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 4月12日 14:00~@日体大世田谷キャンパスメインアリーナ
 対学芸大戦
 4月13日 11:00~@日体大世田谷キャンパスメインアリーナ
 対駒大戦

選手のコメント
中村

「今年度の目標は去年果たせなかった「日本一」です。そのために、去年からチームの指針として掲げている、礼儀・めりはり・共有の3つに自主性を一つ加えた4つの約束事を新チームの指針としてやってきました。技術面的には明大バレーの伝統である粘りのバレーを続けるためにもレシーブの基礎・パスの基礎・基礎体力などの基礎を大事に練習してきました。また、指針に加えた自主性にも関わってきますが、ただこなすだけの練習は無駄な時間を過ごすだけなので、なぜこの練習をするのか、なぜこのプレーはできないのかなど、各個人が考えて練習を行うことを取り組んできました。やっぱり4年としては最後の年であり、続けてバレーをする人も少ないと思うので最高の形で終わりたいなという話にはなりました。その意味でも去年果たせなかった「日本一」を目指して取り組んでいこうと話しました。そのためにもバレーの時間とプライベートな時間を分けて、公私混同はしないことを徹底しようとなりました。去年があれだけの結果を出したし、さらにレギュラーが5人抜けた分終わった直後や、チーム練が始まった直後はやっぱり失った感というか、足りない感があり、なかなか気が入らない感じがあったのは事実でした。しかしリーグ戦も近づいて合宿なども行っていくうちに、自分たちがやらなければいけない状況に気持ちがついてきた感じがあると最近は思います。そういう分では徐々に良くなってきていると思います。あとはその気持ちの状態を不安定にせずに安定的に継続できたら良いと思いますね。去年のチームから5人が抜けて、本当に0からのスタートでした。初めのうちはやはりうまくいかないこともあると思いますが、我慢時ということを自分たちに言い聞かせながら一戦一戦目の前の試合を勝ちにいきたいと思います。去年の成績はありますが、チャレンジャー精神を常に忘れずに優勝を目指していきます」

有田賢史(政経4=福大大濠)
「絶好調です。チームの雰囲気も好調です。昨年よりサイドが上がってきているのは良いけれど、センターが低いのでそこは不安が残ります。サーブレシーブもまだ固まってないけど、ブロックが決まるからそこを攻撃の起点にしていきたいです。自分ではサーブの練習をしました。今日は3本ミスしてしまいましたが、練習してきた分自信はあります。今年最後だから、優勝しか考えていません。でも、一人でそう思っても勝てないし、みんなで優勝へ向けて一戦一戦大事に戦っていきたいと思います。やるしかない」

竹内雅人(商4=羽黒)
「僕たちが最上級生になったので、4年生がしっかりしてチームをまとめなければならないと思います。4年生次第で良い方にも悪い方にも転ぶと思うから、初戦では良い方に転ばせます。同期とはずっとこれまでやってきて、みんな今年でバレーをやるのも最後だから、今年で優勝を決めたいです。チームで最初はミスを減らすところから始めて、徐々にプレー中の声を意識して出すようにしました。連携でのミスが多いから2本目を取る人を声出しでカバーしました。今までバレーをしてきて4年生になって強く思うようになったことは、自分たちだけの力でなく裏方の選手や監督、OBにサポートを受けているということを意識するようになりました。だから、感謝の気持ちを持ってプレーしていきます」

杉本匠(政経4=聖隷クリストファー)
「調子は普通です。リーグ戦まではチーム練習を中心的にやってきました。つながりの部分が薄く、連携が取れていないからミスがまだまだ多いので、そこを減らせるように練習しました。初戦の学芸は勝つのは当たり前だと思います。でも、相手もこっちの実力が分かっていると思うし、思い切ってぶつかってくると思います。だから、その勢いを覆うような勢いで戦います。些細なことであっても喜びを爆発させていきます。2日目の駒大には昨年僕は足をすくわれかけたので、油断しないで明治の勢いで勝ちにいきます。昨年よりメンバーが大きく替わったのでチームをつくり直すところでは不安もありますが、新チームのフレッシュさを生かして勝てればと思っています。ここまでやってこられたのは自分一人の力ではないし、OB・OGの方々に感謝の気持ちがプレーに出るように頑張ります」

瀧野頼太(政経3=創造学園)
「大学バレーではずっと同じメンバーでプレーすることはできなくて、毎年誰かが抜けて誰かが入ってというのを繰り返す。だから昨年度の4年生が多く抜けて不安というよりも、数少ない下級生としてメンバーに入っていたのだから、みんなの中心として引っ張っていこうという気持ちになりました。昨年のインカレ後はトレーニングを多めに体づくりに取り組んで、もう一度基礎からみっちり練習してきました。去年より練習量は増えたと思います。調子もまあままいい。今年のチームは総合的にはまだまだだけど、もっといいチームになると思う。3年として、手本になるような先輩を目指すと同時に、来年のチームづくりのためにもいろいろなことを視野に入れながら、4年生を支えていきたいです。今年は去年よりも厳しい部分があると思うけれど、明治らしいプレーができれば流れとか運とかが味方してくれるはず。諦めずに、粘り強くしつこいバレーをしていきたいです。いつも支えてくれる人々にできる恩返しは勝って結果を残すことだと思うので、応援してくれる思いとかを背負ってしっかり挑んでいきます」

原潤一(文3=習志野)
「今日は調子が良かったです。調子がいい日の次の日は悪くなってしまうことが多いので明日が怖いです。去年は4年生がレシーブをよく上げていたので、今年はレシーブ力が少し落ちてしまうけれど、ワンタッチの処理などを詰めていきたいです。個人でやる気は出ているように感じます。レギュラーに選ばれたので、ミスをしないようにプレーしていきたいです。ミスさえなければ勝てると思うので。自分はミドルの中では身長が小さい方だし、1部の高さもプレーしてみないと分からないけど、なんとかやっていきたいです。今年はセッターが1年の辰巳に代わったばかりでまだ合っていないところもあるけれど、そこができるかどうかにも懸かっていると思います。自分はいつも通りのプレーをしていきたいです」