
平井彬、連覇ならず4位/日本選手権
平井彬連覇ならず
連覇は遠かった。「飛び込んで最初の100mで今日はダメだと思った」。言葉通り、100mを昨年の優勝時より約1秒遅いラップで通過すると、中盤からペースアップした山本(ミズノ)に置いていかれた。平井彬も後半ペースを上げたが、序盤から好位置に付いていた竹田(コナミ)と瀧口(中大)にも追い付けず4位。山本には日本人二人目の15分切りを目の前で達成され「素晴らしい結果だった。僕もここからステップアップしていきたい」とライバルの勝利を称賛した。
前日に行われた予選では、レース中呼吸のタイミングでタイムを確認する余裕も見せ5位通過。「狙い通り」とセンターコースから見えない2コースでマイペースに徹したが、アジア大会の代表選考を兼ねた決勝レースは一味違った。「力んでぎくしゃくしてしまった」と対応できずに終わった。だが、一方で昨年末から着手している泳ぎの改善には「理想の泳ぎに近付いてきた」と手ごたえも得た。
優勝した山本も派遣標準記録を突破できなかったため、代表争いは次回まで持ち越しとなった。6月に行われるジャパンオープンで派遣標準の14分58秒34を突破すれば代表入りが確定する。「残りの2カ月で追い込んで代表入りをしたい」。念願の15分切りと一発逆転の日本代表入りへ、エースはリベンジを誓った。
連覇は遠かった。「飛び込んで最初の100mで今日はダメだと思った」。言葉通り、100mを昨年の優勝時より約1秒遅いラップで通過すると、中盤からペースアップした山本(ミズノ)に置いていかれた。平井彬も後半ペースを上げたが、序盤から好位置に付いていた竹田(コナミ)と瀧口(中大)にも追い付けず4位。山本には日本人二人目の15分切りを目の前で達成され「素晴らしい結果だった。僕もここからステップアップしていきたい」とライバルの勝利を称賛した。
前日に行われた予選では、レース中呼吸のタイミングでタイムを確認する余裕も見せ5位通過。「狙い通り」とセンターコースから見えない2コースでマイペースに徹したが、アジア大会の代表選考を兼ねた決勝レースは一味違った。「力んでぎくしゃくしてしまった」と対応できずに終わった。だが、一方で昨年末から着手している泳ぎの改善には「理想の泳ぎに近付いてきた」と手ごたえも得た。
優勝した山本も派遣標準記録を突破できなかったため、代表争いは次回まで持ち越しとなった。6月に行われるジャパンオープンで派遣標準の14分58秒34を突破すれば代表入りが確定する。「残りの2カ月で追い込んで代表入りをしたい」。念願の15分切りと一発逆転の日本代表入りへ、エースはリベンジを誓った。
8継メンバー入りならず
激戦の男子200m自由形には明大から3選手が出場した。萩野(東洋大)や松田(セガサミー)らハイレベルな布陣のなか、平井健は上位4名に与えられる800mリレーの代表を狙ったが7位で逃し「思った以上にタイムが遅くて、悔しいというよりびっくりした」と話した。大会3日目となる明日は大本命の200mバタフライで代表入りを目指す。また、「200をメインに考えていた」というルーキー丸山は1日目の100mでも予選落ちし「悔しい。調子は良かったが、調整の段階でうまくいかなかった」と反省した。
そんな中健闘したのは400mを専門とする鷲尾。予選で1分49秒82の自己ベストを更新し、選手権初出場種目ながらB決勝に進んだ。午後に行われたB決勝ではタイムを落とし1分50秒10で7位だったが、3日目に臨む400m自由形に弾みをつけた。国内でも激戦区となった200mの自由形。明大のチーム内でもインカレへ向けて争いが激化している。
[奥村佑史]
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