小日向が自己新で100平8位/日本選手権

2014.04.10
小日向笑顔の8位入賞
 好調ぶりを示した。200mを得意とする小日向が100mで日本選手権レベルの大会としては初となる決勝進出を果たした。予選で自己ベストを0秒70更新すると、決勝はさらにタイムを伸ばし1分00秒80をマーク。8位に終わったが「B決勝にいければいいと思っていた。(決勝は)ありえない」と笑顔で話した。
 練習の成果が実を結び、課題としていたスピードを克服しつつある。最終日に行われる200mに向けて大きな手応えをつかんだ。200mは100mを制した小関也朱篤(ミキハウス)や北島康介(アクエリアス)ら実力者がそろい接戦が予想されるが「練習から手応えを感じている。2分08秒を出して優勝したい」と意気込む。

平井彬予選5位通過
 昨年1500m優勝の平井彬は予選を15分20秒92の5位で通過した。「狙い通り。いつも真ん中だからたまには中央が見えないところで自分の泳ぎをしたい」と作戦通りに決勝に進んだ。OWSのロンドン五輪代表の兄康翔(朝日ネット)も3年ぶりに競泳に復帰し、同組2位で予選6位通過。2日目の決勝では兄弟対決を制し日本一を狙う。

細田は悔しい4位
 女子50mバタフライで4位に終わった細田は涙を浮かべながら「悔しい」と口にした。自己ベストからは約0秒30遅れ、力を出しきれなかった。一方で今大会は100mに重点を置いて練習を積んできている。「100mは自信を持って臨みたい」と気持ちを新たにし、最終日のレースに臨む。