
渡部、明大26年ぶりとなるコンバインド制覇/全日本学生選手権
本領を発揮した。渡部剛弘(政経2=猪苗代)がコンバインド部門で優勝。4選手全員が入賞を果たし、ジャンプ陣に続き結果を残した。
リベンジを果たした。渡部は昨年のインカレで2位と惜しくも優勝を逃していた。この日はジャンプでは75mを飛び首位・山元(早大)に次ぐ2位につける。クロスカントリーではトップと4秒差でスタート。山元、清水(専大)と序盤から激しい首位争いを展開した。最終4周目には渡部が仕掛け、首位争いから抜け出す。最後の直線では独走し両手を突き上げゴールした。明大の選手としては26年ぶりにコンバインドを制した。1月に行われた全日本選手権では優勝するなど実力は既にトップクラスの域にある。「優勝できてほっとした」と渡部。その実力を今大会で証明してみせた。
他の選手も入賞を果たした。柴草陽祐(政経3=飯山)は体調不良による調整不足の不安がありながらも5位。曽根原郷(政経2=新井)はジャンプの失敗が響いたが6位に踏みとどまった。16位スタートだった久保田真弘(営1=飯山北)はクロスカントリーで6つ順位を上げ入賞圏内に滑り込んだ。
コンバインドでは23ポイントを獲得し、前日のジャンプに続き部門で首位になった。この日の終了時点で合計43.5ポイントとなり、明大は2位と絶好の位置に付けている。総合優勝の目標に大きく前進した。
また、クロスカントリー30㎞クラシカルでは西田大地(政経2=おといねっぷ美術工芸高)の13位が最高成績でポイント獲得とはならなかった。明日はアルペンSG(スーパー大回転)が行われる。アルペン部門でも入賞し、さらにポイントを重ねていきたいところだ。
[森光史]
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