(2)昨年の全員入賞超える 表彰台独占なるか コンバインド・柴草、渡部、曽根原

2014.02.09
 昨年のインカレではルーキーの渡部が2位で表彰台にのぼった。曽根原と柴草も4、8位に入賞し、全員入賞を果たした。今年は1年生の久保田真弘(営1=飯山北)も新たに加わり、インカレでは表彰台独占と全員入賞を誓った。

 3年生の意地見せられるか 柴草

 昨年は後輩に後塵を拝してしまった柴草も、今年は虎視眈々と上位入賞を目指す。「明治で表彰台を独占したい」と昨年の全員入賞からもう一歩上の目標を設定した。「今年に入ってコンスタントにジャンプが飛べている」と手応えを感じている柴草。昨年はジャンプで16位と出遅れたが、後半に巻き返した。それだけに今季は上位入賞が期待できる。
 渡部と曽根原には負けたくない。「自分が3位に入るというわけではなく、上を狙っていく」と意気込んだ。「(1位と)30秒差くらいならなんとかなると思う」。自信を付けたジャンプで、少しでも上位に食い込みたいところだ。

 昨年の悔しさ晴らせるか 渡部・曽根原

 昨年はルーキーながら2位で表彰台にのぼった渡部。しかし、ゴール後には肩を落とし「悔しさしかない」と2位に納得のいかない表情を見せた。渡部の目線は世界へと向けられている。今季はリレハンメル(ノルウェー)で行われたW杯個人戦に出場。前半では13位と好位置につけたものの、後半では順位を落とし、38位となった。今年のインカレでの目標はもちろん優勝。1月末に行われた全日本選手権ではソチ五輪出場選手は欠場していたものの1位になった。渡部にとってインカレはあくまで通過点だ。
 曽根原も昨年はルーキーながら4位に入賞した。しかし、曽根原も満足した表情は見せなかった。今季の全日本選手権では渡部に続き、3位入賞を果たした。インカレでは渡辺と曽根原が1,2位を独占する可能性は高い。

◆柴草陽祐 しばくさようすけ 政経3 飯山高出 165cm・60kg
◆曽根原郷 そねはらごう 政経2 新井高出 173cm・57kg
◆渡部剛弘 わたなべたけひろ 政経2 猪苗代高出 173cm・74kg