神川JAPAN始動!/全日本大学選抜強化合宿

2013.12.11
 神川JAPANがいよいよ始動する。明大サッカー部の神川明彦監督が代表監督を務める第28回ユニバーシアード(2015年・光州大会)に向けたチームが初の顔合わせとなる合宿を行った。明大からは、和泉竜司(政経2=市立船橋)、山越康平(法2=矢板中央)、室屋成(政経1=青森山田)が選出されている。バックアップメンバーとして小出悠太(政経1=市立船橋)も選出された。日の丸を背負う明大勢に神川監督は「僕のことをより良く理解していると思うので当然中心となってほしい」と期待をのぞかせた。
 ユニバーシアード選抜メンバー以外の選手にも注目が集まる。第28回デンソーカップチャレンジサッカー 西都市大会(宮崎)に向けた関東選抜候補との12月7、8日の練習試合では石原幸治(政経3=市立船橋)、三浦龍輝(商2=FC東京U-18)、矢島倫太郎(政経3=浦和レッズユース)、髙橋諒(文2=国見)、藤本佳希(文2=済美)、小出ら6人が明大から出場した。こちらでもユニバーシアード日本代表相手に差波が2得点、石原が1得点と結果を残した。「今日見てもらっても、関東選抜の方にもいい選手がいましたし、これからインカレもあります。幅広く見てきちんと評価して、またメンバーを入れ替えながら2015年の大会を迎えられればと思います」(神川監督)と明大はもちろん、他大学からの新戦力へ代表への扉は開いていると話した。

[西田理人]

コメント
神川監督

「(代表監督に就任してのお気持ちは)日本代表として戦うということは、プライドや責任、そういったものしっかり背負って全身全霊を懸けてやりたい。そういう思いでいっぱいです。(代表の方針は)普段明治でやっていることと変わらないです。やはり代表ですから、今日も引き分けてしまったが、本来であればすべての試合で勝たなきゃいけないと思っています。そういう闘争心とか勝利への執念は体中から、チーム全体から湧き出る。そういう風なものを求めていきたいなと考えています。(具体的なポイント)まずは走力ですよね。前線から最終ラインまで激しく動いて、常に相手にプレッシャーをかけ続けて、ボールを奪ったらすばやく攻撃する。もう本当に切り替えのスピードを含めて、常にスキのない運動量の豊富なサッカーをしたいなと思っています。一昨日から集まったチームですが、1対1の対応だったり、球際などの原則を意識して、練習やウォーミングアップにも取り入れています。これからは練習のバリエーションも増やしていかないといけないが、横パスではなくて縦パス。ウラを突いていく。それができれば相手のゴールに近いバイタルエリアで崩せるようになる。(今回選出されたメンバーについて)関東の選手については今季1年間のリーグ戦を見てきて目についた1、2年生。地域リーグに関しては直接見ていいと感じた選手や各地域の技術委員からの推薦を受けて、ポジションのバランスを考えて選んだつもりです。しかし今日見てもらっても、関東選抜の方にもいい選手がいましたし、これからインカレもあります。幅広く見てきちんと評価して、またメンバーを入れ替えながら2015年の大会を迎えられればと思います。(明大の選手について)僕のことをより良く理解していると思うので当然中心となってほしい。ただ今日は差波が2得点しているし、髙橋や藤本といった明治の選手たちもいますし、諦めずに頑張って自分を磨いてこっちに入ってきてほしいとは思っています」