
ミス見られるも、力の差を見せつけB・Cチーム共に圧勝/練習試合
明治大学B対日本大学B
開始4分、日大のラインアウトからターンオーバーし、最終的に左WTB加納遼大(文3=常総学院)が先制トライを挙げた。その後、スキを突かれ敵陣22メートルから一気にボールを運ばれ、トライを挙げられる。ミスも見られたが、2トライを追加し17―7で折り返した。
「後半は自分たちのプレーにこだわれた」(西村雄大・農4=高鍋)。強固なディフェンスで、相手をなかなか自陣に寄せ付けない。自陣10メートルから相手をかわして魅せたSH浦部岳之(法2=桐蔭学園)の独走トライや、パスとゲインを繰り返し最後に右WTB紀伊皓太(文2=日川)がインゴールに押し込むなど、オフェンスでも圧倒。終了間際には右FL葛野翔太(商1=深谷)がラインアウトからモールで押し込みダメ押しのトライを決め、6トライを挙げた。試合を通して日大を1トライに抑え、55―7でノーサイドとなった。
明治大学C対日本大学C
攻守で圧倒し大勝に終わった。前半は先制を許すも「自分たちの形でペースをつかめてトライを取れた」(栗波周平・営4=大阪桐蔭)とBK陣がテンポ良く展開。前半13分には、キックオフからフェーズを重ね左WTB林祥太郎(文1=常翔啓光学園)のトライで7-7の同点にする。続く前半17分にも相手ペナルティーを得ると、クイックスタートからSO幸重記(文4=大分舞鶴)が相手ディフェンスのギャップを突き、トライを奪い勝ち越し。その後も5トライを決め、45-7と突き放した。ディフェンスも安定感があり、日大にチャンスをつくらせなかった。しかし後半は入りこそ良かったものの課題の残るものとなった。「雑になってしまってそこから突破口を開かれてしまった」(栗波)。スクラムをターンオーバーされるなどセットプレーなどで、荒さが目立ちそこからピンチになる。だが前半同様に好調のBK陣がトライを量産し76-12でノーサイドとなった。
B、Cチームともに安定感のある試合運びで快勝で締めくくった。明日は、いよいよ大学選手権初戦・東海大戦を迎える。「僕らなりに一生懸命やって上のチームにいい影響をもたらせれたら」(栗波)。この勝利で、チームも勢いに乗っていきたい。
[阿部慎・保屋松彩佳]
試合後のコメント
Bチームゲームキャプテン・右CTB西村雄大(農4=高鍋)
「多少力の差があって、相手に合わせてしまった。中途半端なパスとか、そういうところにつけ込まれたので、そのようなミスを減らしていかなければいけない。前半悪かった分、後半は自分たちのプレーにこだわれたので、それが勝利につながったと思う。個人としては0点。まだまだAチームに上がれる状態ではない。これから大学選手権が続くので、それに向かって自分の強みであるタックルなどを徹底して、良いプレーができればと思う」
Cチームゲームキャプテン・No.8栗波周平(営4=大阪桐蔭)
「前半は自分たちの形でペースをつかめてトライを取れた。後半は最初はうまくいっていたが、制度が落ちてきたので反省したい。前半は最初、偶発的なトライが多くて、心配だったが途中から組織的なアタックでトライをとることができた。ディフェンスは、安定していたと思う。後半は最初、ターンオーバーからのトライもあってうまくいった。FWに疲れがでてきて、雑になってしまってそこから突破口を開かれてしまった。セットプレーは前半は良かったんですけど、後半は結構崩れちゃって苦しんだ。スローワーの交代とかで合わせられなかったり、詰めの甘さがでてしまった。スクラムもメンバーが変わって、押されてしまった。下のチームなので、上のチームのように大学選手権とかは言えないが、僕らなりに一生懸命やって上のチームにいい影響をもたらせれたらなと思います」
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