朝日新聞 GLOBE×明スポ~1年生記者の声~⑥
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「食べて花粉症ゼロに」(『遺伝子組み換えで花粉症治せ』GLOBE122号、G-5)
花粉症。日本人の6人に1人の割合でこの症状に頭を抱えている。さらに、花粉症の人数は年々増加傾向にあり、近い将来約40%まで上がると言われている。テレビでもその日の花粉量を放送するほど社会問題になりつつある。そこでお米に着目するようになった。
現在、開発が行われているのが、お米の遺伝子組み換えによる新種栽培。いきなりお米で治すと言われても「お米でどうやって?」としかならないであろう。普通アレルギーなどの病気を治す場合は、製薬会社で開発しているような錠剤や顆粒、湿布など症状により用途を変える。人によっては苦手な薬があるかもしれない。しかし、花粉症の原因となっているタンパク質の構造を変えて、お米を食べるというその行為のみで花粉症を和らげる。つまり、薬を飲む感覚ではなく、ご飯を食べる感覚で治療ができるのだ。
まだ開発段階ではあるが、着々と「花粉症ゼロ」の未来に近づいている。花粉症だけでなく、どんな病気でもご飯を食べているだけで健康になれるような時代も近いかもしれない。
[西尾健三郎]
投稿 by 就活トク報By朝日新聞.
投稿 by 就活トク報By朝日新聞.
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