日体大に無念の敗戦/関東学生新人戦大会
「完敗だった」(栗原崇監督)と悔しい表情をにじませた。昨年に続き優勝を目指していた明大だが、日体大の壁は厚かった。1対1で迎えた本田将平(政経2=明徳義塾)の一戦。互いに粘り、なかなか勝負が決まらずにいたが、相手選手が攻めに入ってきたところで見事なコテ技を決め、一本を奪った。明大に流れが傾いてきたかのように思えたが、ここで場内の歓声が大きすぎたため、試合が一時中断。いい流れが途切れてしまう。すると続く永谷優樹(法2=島原)、若旅大貴(法2=水戸葵陵)がともに2本奪取され、敗退が決まった。2対5と大幅にリードされて迎えた大将戦では市川巧(商2=小山)が意地を見せ、華麗にドウを決めるもチームの勝敗は引っくり返すことができず、日体大に軍配が上がった。栗原監督は「ひとりひとりが悪すぎた」と振り返った。
思うような結果が残せていない明大。しかし2回戦、3回戦では神野大輔(政経1=桐蔭学園)や藤野麗太(法1=島原)など、1年生の活躍も目立った。下級生からの底上げで強い明治を取り戻したい。
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