
後半追い上げるも、再び返され早稲田に惜敗/練習試合
後半に入り、流れが変わった。相手ボールのスクラムでターンオーバーし、パスを受けた左WTB林祥太郎(文1=常翔啓光学園)が抜け出す。そこからFB松浦康一(政経2=佐賀工)につなぎ、右WTB堀米大地(政経3=流経大柏)がトライを決めた。14分にも敵陣ゴール前でのスクラムを基点にFWが攻撃を重ね、左LO圓井文也(商3=常翔学園)がインゴールに押し込み21―18で逆転した。その後は一進一退の攻防が続きどちらも得点を追加することができず、このまま逃げ切るかと思われた。しかし「守り切れなかった」(幸重)と、試合終了5分前にラインアウトからパスでつながれ、逆転トライを献上。21―23でノーサイドとなった。
「我慢する時間帯で我慢できないと苦しい試合になる。これはCチームだけでなく全体として常に意識しなければいけない」(幸重)。少しの気の緩みが敗戦という結果につながった。佳境を迎える今シーズン、反省を生かしチーム全体のレベルアップを図りたい。
[保屋松彩佳]
試合後のコメント
ゲームキャプテン・SO幸重記(文4=大分舞鶴)
「普通に悔しい。いつもはFW頼りのところがあったけど、今日はBKで取れたところは良かったと思う。でも勝てる試合で勝てなかった。負けは負け。前半に自分たちのミスから点を取られてしまって、後半に逆転したにもかかわらず守り切れなかった。敗因は自分たち。我慢する時間帯で我慢できないと苦しい試合になる。これはCチームだけでなく全体として常に意識しなければいけない。個人的には前半のエリア展開ができていなくて、周りを楽にさせてあげられなかった。また、自分が持ち込んでペナルティーを取られてしまうことも何本かあったので、反省しなければならない」
関連記事
RELATED ENTRIES