(8)LB佐々木壮人「同じ相手に3度負けられない」
――金田充功選手(政経4=日大三)が、普段はおとなしいとおっしゃっていましたが
佐々木
――ここまでシーズン戦ってきて
佐々木 自分的にはふがいないシーズンで、秋から1本目で出してもらってましたが、自分のせいで出されてしまうなど自分の仕事を全うできませんでした。チームとしては最初からずっと苦しい試合が続いて我慢のシーズンという印象です。関東学大戦の頃がひどかったのですが、そこからチームの雰囲気を上げてくことができています。中大戦、慶大戦、そして日大戦と、チーム一丸となってやれていると思います。
――昨年はケガで出られてなかった分、今年に懸ける思いは強かったのでは
佐々木 そうですね。最初もともとのポジションであるインサイドLBではなくて外側のポジションに就いていたのですが、夏からもとのポジションに戻りました。でも、やはり1年やってないと自分の動きができないことも多かったです。そういう時は日野(雅晃・政経3=東海)や三春さん(恵介・文4=日大三)に相談していました。あとは柳(龍太郎・営3=日大三)が知識も豊富なので、話をすることも多かったです。
――1年のブランクがあって、戻ってきた時に何か感じましたか
佐々木 今年のリーグ戦はここまで落ちたかと思いましたね。動けないしタックルもできない、ヒットもできない、腕も張れてないと結構最悪な年でした。秋まではそんなでもなかったのですが、秋から自分らしいプレーができてないと感じました。だから日大戦だけでも自分が引っ張っていっていると思えるタックルをして、ディフェンスとしてもチームを盛り上げないといけないですね。
――最初の4戦でチームとしてうまくいかなかった要因は
佐々木 ケガ人が多かったのもありますし、あとは毎年シーズンの序盤は圧勝できていたので、心のどこかで『ここまでやってきているから勝てるだろう』というような気持ちがあったのかもしれません。一人一人がもっとできたと思うので、そういうところで最後まで突き詰められなかったのも原因だと思います。
――そこから中大戦、慶大戦と戦い方など変えたところは
佐々木 学年で試合後にミーティングをやる時に、初めの4戦で自分たちが全力でできてたのかということを思い返してみました。個人個人でもっとできることがあるのではないかと思って、そこから4年生の幹部を呼んで一緒に話し合いをしたりなどはしました。今以上に声を出したり、もっと下級生を巻き込んで練習をしたり、移動のときとかもだらだらしないで動く、とか相手の戦略ビデオを観たりとか、もっと個人ができることを徹底しようということになりました。それによってチームは試合前というのを考えて盛り上がることができるようになってきました。3年生で「○○戦まであと○日!」というボードをつくるようにしたことによって、一人一人が追込みの時期が分かったとか、相手の事を意識する練習ができるようになったと思います。
――大事にしている考えなどはありますか
佐々木 去年引退してしまったのですが、自分が大好きだったレイ・ルイスというNFL選手の『勝っても負けても余韻に浸るのは24時間だけだ』という言葉ですね。一日だけ喜んで、あとはもう次の戦いに向けて準備しなくてはならないということ。本当に大好きな選手で、自分が52番にしているのもその選手の影響。フェイスもプレースタイルも基本的に全部合わせています(笑)。

――次回取り上げる予定の赤津裕之選手(文3=日大三)はどんな方ですか
佐々木 周りが見えてる人です。U19にも選ばれてますし、他チームの事とか本場アメリカの事も見てきて、自分というものも持ってるし他のことも見れる存在だと思ってます。同期内でも発言する内の一人ですね。
――優勝決定戦となる日大戦はやはり特別な思いは
佐々木 そうですね。2年前は良かったので(笑)。昨年も日大戦だけ出られたのですが、4プレーくらいだけという状況になってしまったので、今年は2年前と同じような感じでやりたいです。同じ相手に3度も負けるのは許されないと思いますし、来年の1部リーグ統合に向けてもここで叩いておきたいというのもあります。同じ相手に3度負けないという気持ちを一番に持ってやります。自分のプレーに自信を持ってやっていきたいです。
――ありがとうございました。
◆佐々木壮人 ささきまさと 政経3 駒場学園高出 177cm・90kg
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関東大学秋季1部リーグ戦Bブロック 11・10対日大戦(横浜スタジアム) 16:30 KICK OFF
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