初戦は格上早大相手に大敗を喫する/東京六大学女子対抗戦
スターターは、野路麻衣(理工4=金沢西)、小島つばさ主将(国際4=東京成徳大)、儀保梓(政経2=那覇)、伴真衣香(文2=東京成徳大)、北浦彩加(国際2=大津)。
小さなミスが目立った。「相手に圧迫されて縮こまってしまい思いっきりやれずくだらないミスが多くなってしまった」(野路)と言うように安易にターンオーバーを許してしまいそこから早大が得点。第1クォーター残り3分を切ったところで千葉美知瑠(文3=東京成徳大)が3Pシュートを沈めるなど必死に流れをつくろうとするが力が及ばない。第2クォーターでもシュートミスやターンオーバーが目立ち、このクォーターだけで早大に32点と大量得点を許してしまう。
しかし、後半に入るとハードなディフェンスでいままでの悪い空気を払拭する。特に一線のディフェンスが冴え、相手にプレッシャーを与えると第3クォーターは第2クォーターの半分の16得点に抑えた。第4クォーターに入るとオフェンスもいつもの調子を取り戻し、リバウンドから北浦や伴の速攻で加点。ダブルチームを仕掛けミスを誘うなどディフェンスもさらに激しさを増した。53―94と点差を縮めることこそ出来なかったが最終クォーターでは力を存分に発揮した。
4年生にとってはいままでの集大成となる今大会。目標は「楽しむこと」と野路。今後も法大など格上のチームが待ち受けているがこのチームで戦える時間を存分に楽しみ、来年につながる有意義な試合にしたい。
[吉川真澄]
試合後のコメント
小島主将
「今日はチャレンジという気持ちで臨んだ。第4クォーターになってやっと体が動き出した。最近また出だしが悪くなってきたので最初からもっとやれれば良いなと思う。早稲田はルーズボールにしても一つ一つに貪欲に頑張っている。1部が相手ということで逃げていた部分もあった。(残り4試合は)来年につなげられるように先輩として教えられることを後輩に全部教えたい」
野路
「最後なので楽しむことを目標にやっていきたい。いままでは勝つために厳しいこともやってきたけど六大に関しては全員で出て全員で楽しみたい。(格上の相手とも戦える)1年に1回のチャンスなのでチャレンジャーとして実力がどこまで通用するのかやれるだけやりたい。今日は相手に圧迫されて縮こまってしまい思いっきりやれずくだらないミスが多くなってしまった。前半は引き気味で一線のプレッシャーがなかった。後半は一線でしっかりプレッシャーかけられた。それでも入替戦よりみんな楽しもうというのがあって、最後はみんなから声が出ていた。残りの4試合も全員で楽しむことはもちろん、集大成ということで悔いのないように思いっきりプレーしたい」
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