(13)二年ぶりの偉業なるか 久保田
(13)二年ぶりの偉業なるか 久保田
チーム力で勝つ
主力は4年生だ。関東学生体重別選手権で2年連続準優勝を果たした久保田隼哉主将(政経4=拓大紅陵)、上段刻み突きを得意とする金谷隼達(法4=世田谷学園)を筆頭に、実力と堅実さを兼ね備えた選手がそろう。また、4年生は練習にも率先して取り組み、声を出すことでチームを引っ張っている。中川大資(法1=熊本マリスト学園)が「自分たちは4年生に付いていくだけ」と言うように下級生からの信頼も厚い。
主力は4年生だ。関東学生体重別選手権で2年連続準優勝を果たした久保田隼哉主将(政経4=拓大紅陵)、上段刻み突きを得意とする金谷隼達(法4=世田谷学園)を筆頭に、実力と堅実さを兼ね備えた選手がそろう。また、4年生は練習にも率先して取り組み、声を出すことでチームを引っ張っている。中川大資(法1=熊本マリスト学園)が「自分たちは4年生に付いていくだけ」と言うように下級生からの信頼も厚い。
おととし関カレ準優勝の好成績を残したチームの原動力となった松本拓也氏(平25法卒)、清水良介氏(平25政経卒)らが卒業し、戦力低下したことは否めない。だからこそ、今年はチーム力の向上を目指した。4年生は練習に対する取り組み方から見直し、ランニングなどの自主練習も怠らなかった。それに続くように、下級生も体力向上、技の正確性といった課題を意識し練習に励み、チーム全体の力が上がった。「チームの結束は昨年よりも強い」(堀田瑞樹・商4=熊本マリスト学園)。選手たちの目標は一つに定まった。

関カレ最大のヤマ場は、3試合目に待ち構える対国士大戦。国士大は昨年度準優勝の実績を持つ強豪校だ。しかし、久保田は「いつも負けているパターンを研究し、対策も立てている」と強敵相手に勝機を見出している。1年間の集大成となる関カレで力を出し切り、史上初の優勝を目指す。
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