新合宿所紹介

2013.10.12
 関東インカレ優勝を目指す明大ヨット部。7月末には葉山鐙摺港の目の前に新合宿所が完成し、新たな環境での練習が始まった。今回は実際に合宿所に伺い、中の様子を見せてもらった。

 葉山に新しい合宿所が完成した。まず、玄関のすぐ隣にあるのが艇庫。今年新しく購入した470とスナイプ、各級1つずつの新艇を含む計12艇のヨットが保管されている。以前は浜に置いていたため、砂が入り込み整備不良を起こすこともあったという。しかし、この艇庫ができたことによりその心配はなくなり、台風などの天候も気にする必要はなくなった。
 玄関をあけて中に入ると、廊下の左手の壁にはOBらの名前が書かれた木札が並ぶ。そこからはヨット部の70年以上にわたる歴史の重さが伝わってくる。また1階洗濯室に乾燥室が設置されたことにより、以前は生乾きのまま着ることもあったというウエットスーツも次の日には乾くようになったそうだ。
 2階には部員全員が集まる食堂兼ミーティングルームがある。ここは合宿所内で唯一全員が集まることができる部屋であるため、学年を問わずコミュニケーションをとりチーム力を高める上で重要な場所だ。
 3階は学年ごとの部屋や女子部屋。そして屋上は今回の関東学生選手権と会場となる葉山の海が見渡せるようになっており、部員たちの憩いの場になっている。

 部員たちは普段、毎週土日にこの合宿所を利用する。しかし今回のように大会前になると、1週間ほど前から寮に集まって練習を行うそうだ。「合宿所の環境はとても良い。1年生の時からあれば良かったのに」(横田貴大主将・商4=藤沢西)と部員たちは新たな合宿所に満足している。環境は万全。あとはこの素晴らしい環境を与えてくれたOBや大学に感謝の気持ちを表すためにも結果を残すだけだ。