エントリー選手コメント/出雲駅伝

2013.10.09
10月14日に行われる出雲駅伝のエントリー選手10人が発表されました。各選手のコメントを掲載します。

北魁道駅伝主将(商4=世羅)
「(調子は)まあ上がってきている。夏合宿を通して故障者が少なく、充実した練習ができている。(練習内容は)去年とそんなに変わらない。力いっぱい追い込む練習は少なめで、距離をこなす練習が主。自分の入学してからの4年間で、提示されたメニューで走っていて離れる選手が少なくなっている。(チームの特徴は)4年生としては情けないことだが、3年生が強い子が多くて、引っ張られている。自分たちも刺激を受けて、負けない気持ちでやっている。後は、下級生の底上げが、来年以降へ向けても絶対に必要になる。(出雲駅伝について)明大はスピードのある選手が多いから、上をねらえるはず。毎年そう思いながら、うまくいかなかった。今年こそ、チャンスだと思う。1区かしっかり走れれば、上位争いができる。1区がとにかく重要。みんなそれを感じている。(西監督は3位以内が目標といっていたが)もちろん勝ちたい。優勝したい。最終的には箱根で勝ちたくて、出雲、全日本はいい流れでいければ、箱根にもつながる。三大駅伝全部で、しっかり戦っていかなければ、と思う。上を目指したい」
◆北魁道 きたかいどう 商 世羅高 13分59秒64(5000m)

廣瀬大貴(営4=洛南)
「夏合宿は順調に走り込めた。今年は最終学年としてチームに貢献したいという気持ちが強い。走りでチームを引っ張りたい。トラックシーズンは関東インカレで入賞できて最低限の活躍はできたと思うが、そのあと調子を落としてしまった。合宿シーズンに入ってからは走れるようになってきた。今日もまずまずの走りはできた。駅伝シーズンが楽しみ」
◆廣瀬大貴 ひろせだいき 営 洛南高 13分50秒00(5000m)

大六野秀畝(政経3=鹿児島城西)
「春のトラックシーズンでは5000m、10000mで自己ベストを出したので、調子の悪くない中で夏合宿を迎えられた。夏合宿では、自分の思い通りの走り込みが出来た。すごく自信になった。この合宿を終えて、速いペースの中でも、ある程度余裕を持って走れるようになった。日体大記録会では、ほとんどの選手がベストに近い良い走りをしているのを見たときは、明治も層が厚くなってきたなと感じたし、あせりも少し感じた。その中でも、八木沢のタイムを聞いたときは、半端ないと思った。しかし、同時に、同世代としてとても頼もしいとも思った。出雲駅伝に向けて調整しているので、今の調子は良く、徐々に上がっている。特に走りたい区間はないが、任された区間ではしっかりと良い走りをして区間賞を狙っていきたいと思う。チームとしても優勝を狙っていきたい。そのためには、駒沢大や東洋大がライバルになってくると思うが、あまりそこは意識せずに、落ち着いて自分たちのレースをしていきたいと思う」
◆大六野秀畝 だいろくのしゅうほ 政経 鹿児島城西高 13分50秒13(5000m)

文元慧(政経3=洛南)
「(今シーズンは)疲労で春先は不調だったので、夏合宿でしっかりやっていこうと思ってやってきた。夏合宿は練習をすべてこなすことができて、満足のいくものになった。(日体大記録会の記録は)直前1週間が練習できていない中で、ベストではなかったがまずまずだったと思う。(八木沢は)強いと思った。同学年に強い選手がいるのは刺激になる。一緒に切磋琢磨(せっさたくま)していきたい。(出雲では)任された区間をしっかり走りたいが、希望としては1区が走りたい。調子も今までのこの時期で一番いい。今シーズンは(走る区間)全てで区間賞を狙っていく。(チームは)優勝を狙える選手がそろっていると思う。監督はあまり『優勝』と言わないが、みんなが優勝する意識を持ってやっている。手応えはある」
◆文元慧 ふみもとけい 政経 洛南高 13分53秒47(5000m)

松井智靖(営3=世羅)
「5月から故障していて、夏合宿も最初は全然できなかった。ただ治ってからはしっかり練習をできている。これからもっとよくなってくると思う。 故障の影響でトラックレースは2本目。トラックシーズンは全然走れなかった。ロードシーズンは頑張りたい。特に箱根は去年チームに迷惑をかけてしまったので、絶対にリベンジしたい。 今年の1年生は元気がない気がする。もっと頑張ってほしい。3年生は仲がよくてみんなで切磋琢磨して頑張れている。さらに互いに刺激を与えあって頑張りたい。」
◆松井智靖 まついともやす 営 世羅高 14分05秒08(5000m)

八木沢元樹(商3=那須拓陽)
「合宿は順調にこなせていた。僕は箱根に対しての意識はそんなになくて、スピードタイプなので、自分の走りを崩さないようにしていた。短い距離とかも走りつつ、フォームを意識しながら。それと、故障しないようにという意識があった。チーム練習も、距離を踏みすぎないようにしていたし、足りない分は他の練習で補えばいいやという感じ。1、2年とケガがあって、今年は頑張らないのを心情にやっていた。自分は無理をして、追い込むのが練習という意識があったので。そういう考えが抜けてくるのに時間がかかった。継続が一番力になる。ずっと高校生の時監督に言われてきて、鎧坂さん(哲哉選手・平24営卒=旭化成)とか菊地さん(賢人選手・平25年卒=限コニカミノルタ)とかにも言われていて、今年やっとそれを実感した感じ。1、2年生の時の焦り、無理が消えて、客観的に自分を見れるようになっている。年間を通しての目標が見えてくるようになった。(出雲駅伝の目標は)優勝。個人的には、任された区間て区間賞を取ること。そのためにここから故障なく、体調管理をしっかりやっていきたい」
◆八木沢元樹 やぎさわげんき 商 那須拓陽高 13分28秒79(5000m)

山田速人(商3=西脇工)
「(9月29日取材時で)夏合宿の疲れはまだ抜け切っていないし、スピード練習も入れていないから万全な状態ではない。日本インカレでも撃沈して、チームに貢献できなかった。今年は出雲を走れたらリベンジのつもりで走りたい。任されたらどの区間でもしっかり走るだけ」
◆山田速人 やまだはやと 商 西脇工高 13分57秒80(5000m)

木村慎(商2=浜松日体)
「夏合宿が始まって3日後くらいでケガをしてしまった。そのせいで前半は故障者メニューで、肉体的にも精神的にもボロボロの状態だった。中旬には治って、全体練習に復帰できた。ケガによって衰えを感じたので、練習後に1人で走ったりして自分で自分を追い込んだ。出雲は昨年も走れていい結果だったので、相性のいいレースだと思う。ロードは好きだし得意。3大大会に全部出て、区間賞を狙ってチームに貢献する走りがしたいです」
◆木村慎 きむらしん 商 浜松日体高 13分54秒27(5000m)

牟田祐樹(農2=西武文理)
「実業団合宿はヤクルトの合宿に参加させてもらった。陸上に対してかなりストイックで、普段はみんな笑いあったりして楽しい人たちだけど、練習になるとものすごくストイックで、その差がとても大きかった。補強とか、走ること以外のとこでもすごくて、もっとストイックにならなければいけないなと思ったし、上には上がいるんだなと思った。(出雲駅伝について)西さんに10人に選んでもらったので、どうせ走らないなんて考えずに自分が引っ張るという気持ちを持ってやりたい。(残り2週間程度の調整だが)風邪をひかないとか、体調面の管理とか、故障をしないとか、走るところ以外の場所でも気をつけたい。ここで結果を出したからといって出雲で走れるわけではないので、この2週間でこれまでやってきたことをコツコツとやっていきたい」
◆牟田祐樹 むたゆうき 農 西武文理高 13分47秒58(5000m)

横手健(政経2=作新学院)
「昨年はケガで棒にふってしまった夏合宿も、今年はケガなく継続して練習をこなせた。長い距離を踏めたし、スピード練習をこなせたことは良かったと思う。でも、インカレのときは体調が悪かったこともあり、本来の走りが出来なかった。なので、インカレから今回の記録会までの間に、食事や睡眠など基本的な生活リズムで過ごしていくことで体調を戻すことができ、段々と調子が戻ってきたと思う。それで、現在の調子は7割、8割といったところ。また、昨年は大学1年として初めて駅伝シーズンを経験した。特に、箱根駅伝を経験したことによって、以前より意識を高く持てるようになった。出雲駅伝を走ることになったならば、自分に与えられた役割をしっかりとこなし、攻めの走りをしていきたいと思う」
◆横手健 よこてけん 政経 作新学院高 13分51秒97(5000m)