明大・立大・関西学大合同練習が行なわれる/定期戦・練習試合

2013.10.06
 明立定期戦、明大・立大・関西学大合同練習が行われた。関西学大が参加するのは今年が始めてとなる。明立定期戦は一般部員を中心としたチーム編成で、2―3と一歩及ばず敗戦を喫した。続く関西学大との練習試合では大将戦までで2―4と負けが決まった中、大石健作主将(文4=初芝立命館)が登場。しかし、引き分けに終わり意地を見せることができなかった。練習試合とはいえこのままでは終われない。最後に行われたこの日2度目の関西学大との練習試合では3―4と接戦をものにした。中でも原田優介(法1=朝倉)の生き生きとした試合運びが目を引いた。

 練習後も交流は続く。3校の選手たちが集まり、懇親会も行われた。選手同士、笑顔で談笑する場面が多く、終始和やかな雰囲気で会は進んだ。

 府立連覇への挑戦も残りは少なくなっている。しかし「このままだと全日本(インカレ)は簡単ではない」(高村潤監督)と指揮官の表情は冴えない。まずは来週末に出場する東日本大学選手権で優勝し、チームの士気を高めたいところだ。

[西村典大]

高村監督
「正直なところ、春は勝てたがこのままだと全日本(インカレ)は簡単ではないなと感じた。やはり、特に関西学院との試合でうちの選手は圧力を感じていた。そういう試合だった。ケガ人も出ているが、まずは全日本の前哨戦である来週の東日本で勝ちたい。ただそんなに甘くはない。夏の合宿と合宿前は徹底的に自衛隊の方と練習して、その中には柔道やレスリングの方もいたので、組み打ちのバリエーションも増えた。それで倒せなくても、倒されないくらいまではきていると思う。東日本は勝ち進めば準決勝で早稲田、決勝で中央と昨年と同じパターン。今年は必ず勝ち進んで優勝し、全日本に向けて弾みをつけたい。勝ちます」