上位校との差を痛感… リーグ戦を4位で終える/関東学生1部秋季リーグ戦
それでもこれ以上の負けは許されない2日目。出場を控えていた4年生も出場しての戦いとなった。今大会1部昇格を果たした法大に対し2試合を奪われ、最後の試合までもつれるも、そこは意地を見せ勝利。東経大からも勝ち星を合わせ、何とか2勝は死守した。
上位校の牙城を崩すことはできなかったが、新主将の白井は「今大会ではチームとして何かを得られたのではないかと思う」と、新体制で勝ち星を得られたことについて一定の満足を示した。「安定感のあった4年生も抜け、力のあるペアがいるわけでもない。チーム一丸となり戦っていくしかない」(白井)と語るように、課題はいかに主力であった4年生の穴を埋めるかにある。上位校との差を縮めるべく、また一から新たなチームづくりに着手する。
[西田理人]
試合後のコメント
白井
「1日目に中大、日体大、早大に負けて、精神的にきつかった。特に中大戦では最後までもつれての敗戦だったのでショックは大きかった。2日目は4年生が試合に出てくれることになり、それが力となり2試合とも勝つことができた。新チームとして勝ちを味わえて良かった。初日に負けたチームとの差は勢いだったと思う。技術的な差もあるが、いつもこちらが先手を仕掛けられて後手に回ることが多かった。次の大会には、どんな相手であろうと全員で向かっていけるチームづくりをしていきたい」
宇野
「初戦の中大戦は5番目で回ってきて(ゲームカウント)0-5とふがいない試合をしてしまい悔しい。初戦だったので勝てていれば強豪校に勢いを持って試合をできただけに残念。しかも、負けるにしても内容が悪かった。自らのミスで負けてしまった。そこからチームの雰囲気が乗らずに日体大、早大と負けて、結局2日目は4年生の力を借りてしまい申し訳なく思っている。しかし割り切って東経大と法大に勝てたので、春にはつながる大会になった。新チームになって、安定感のある4年生がいかに頼りになっていたかを感じた。もういなくなってしまうので、春までにはみんなが力を付けて、総力戦で臨みたい」
伊藤健人(商1=東北)
「競った試合になったため、やはりポイントとなったのは中大戦。簡単なミスが展開に響いてしまうので、そこに気を付けるようにしていた。また、朝一での試合だったのでどれだけ体を動かせるかということが重要だった。攻められたときに、ミスをしない練習をして、大会ごとに集中してより多く勝てるようにやっていきたい」
平山巧基(理工1=尽誠学園)
「(中大戦では)ポイントが欲しいところでのミスが目立っていた。ポイントを取りたくて、攻めていってのミスだった。シングルスなので、つないで粘った方がポイントを取れる確率が高い。強気で攻めにいくよりも、粘った方が良かったと思う。初日3敗して、雰囲気は悪かったが、ミーティングで気持ちを切り替えて向かっていこうという話になり、2日目は良くなっていった。春は絶対にシングルスで全勝し、チームの勝利に貢献できるように頑張りたい」
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