日大に敗れ、準優勝に終わる/関東学生争覇戦

2013.09.30
 あと一歩のところで優勝を逃した。決勝はライバル日大に4―2で敗れ準優勝。技量のある選手がそろいながらも、力を出し切れなかった。

 なかなか勝ち切れない。明花がケガで棄権し、1―0とリードされた状況からスタート。明大の1番手で出場した小林奈央(農1=日大二)がまさかの落馬で、勝ち点が見込めなくなった。残り4人が勝たなければ、チームの優勝は厳しい状況に。日大の馬に騎乗した香田彬彦(政経3=佐原)、大森康平(政経3=真壁)はともに勝利。これで勝負を五分に戻したが、後続が続かず日大に敗れた。

 試合前、対戦相手の馬に乗れるのはわずか3分。その間に馬の特徴を理解し、その馬に合った乗り方を見つけ出す。「人の馬を借りてやるのは本当の実力が出る」(佐藤五志監督)だけに勝ちたかった試合だ。
 
 日大は明大にとって避けては通れない相手。11月の全日本インカレでは、日大から勝利することができるか注目だ。

争覇戦ルール
1部所属の7校による、障害飛越競技のトーナメント戦。各大学6人と3頭が出場し、勝ち点の多かった方が勝ち。3人は自分が在籍している大学の馬に、残り3人は対戦相手の大学の馬に騎乗する。1頭の馬に両校の選手が乗り、それぞれの馬は2回出走する。同じ馬に乗った選手間で減点の少ない選手に勝ち点が入る。