1打及ばず、無念のBブロック降格/関東大学秋季Aブロック対抗戦
結果は非情なものだった。初日は5位に11打差をつけられ最下位。春は3位に入った明大がAブロック残留へ追い込まれた。勝亦が「終わったことはしょうがないと思って調子が悪い中でもできることをやろうと決めた」と言うように、チーム全員が気持ちを切り替えて最終日に臨んだ。エース勝亦が68、正野有道(法2=杉並学院)、上村智志(営3=米子北斗)が共に71とスコアを伸ばし、5位早大を猛追。大逆転でのAブロック残留を手にしたかと思われた。しかし、結果は1打及ばず。選手からは「初日から60台で回らなければいけなかった」(勝亦)、「団体戦でみんなプレッシャーを感じていたのかもしれない」(森坂)と反省の言葉が後を絶たなかった。
悔しい最後となった。この結果、信夫杯出場を逃し、この大会で4年生は団体戦出場が最後。主将の伊山祐介(営4=杉並学院)は2日とも出場し、チームに貢献。今年度の春季対抗戦では明大を25年ぶりにAブロック3位に導くなどチームの中心に立ち、部員を引っ張ってきた。しかし、無念の結果に大会後は涙をこらえきれなかった。
Aブロック復帰は後輩たちに託された。勝亦は「とても寂しい。春に一発でAブロックに帰ってきたい。先輩方に活躍している姿を見せたい」と来春のAブロック復帰へ意気込む。さまざまな経験を糧に、一からチームの立て直しを目指す。
[石渡遼]
試合後のコメント
森坂
「実力不足です。ベストな状態で臨んだのですが、色々なものがかみ合わずスコアにつながりませんでした。団体戦ということでみんなプレッシャーを感じていたのかもしれません。とにかく悔しいです。(4年生が団体戦最後になってしまい)いい形で終われなかったのが残念です」
勝亦
「あと1打足りなかったのは自分が初日から60台で回れなかったのが原因です。調子が悪い中でも出さなければいけなかったので。今日は昨日の結果はしょうがないと思って、悪い中でもできることをやろうと考えました。いいゴルフができたと思います。4年生の最後の団体戦でこの結果は悔しいです。寂しいですが、次一発で戻ってきます。先輩方に活躍している姿を見せたいです。朝日杯はとにかくやるだけ。優勝を狙っていきます」
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