2連勝で全勝キープ、グループ戦最終週へ/関東大学女子3部リーグ戦

2連勝で全勝キープ、グループ戦最終週へ/関東大学女子3部リーグ戦
[対流経大戦]
 3試合連続の100点ゲームで圧勝した。序盤から伴真衣香(文2=東京成徳大)、北浦彩加(国際2=大津)が中心に得点を量産。第2クォーターでは流経大を1桁に抑えるディフェンスを見せ、相手を突き放す。その後はリザーブもバランス良く加点し、107―52で快勝した。

 スターターは野路麻衣(理工4=金沢西)、小島つばさ主将(国際4=東京成徳大)、儀保梓(政経2=那覇)、伴、北浦。

 第1クォーターから流経大を突き放した。開始早々、野路の3Pシュートで先制すると、その後は伴と北浦が躍動。1対1を積極的に仕掛け、得点を重ねる。2人はこのクォーターだけで計14得点。ほとんどがペイントエリアでの得点となった。「自分らしいプレーができた」と北浦は笑顔を見せた。その後も攻撃の手を休めない。途中交代の加藤葉月(営2=明大中の八王子)と儀保が、インとアウトからバランス良く加点し、リザーブも力を見せる。第4クォーター残り2分、儀保がゴール下で100点目を奪うと、終了間際には小島主将の3Pシュートが決まり、107―52で快勝した。

[対共栄大戦]
 リバウンドを制した。ゴール下でしっかりとこぼれ球をキープし、前半順調に点差を広げ共栄大を突き放すとそのまま逃げ切った。前回の共栄大との対戦は2点差で以前よりも点差が広がり安定した試合運びを見せた。

 スターターは野路、伴、北浦、川副舞(理工2=富士学苑)、萱沼史織(情コミ1=埼玉栄)。

 「終始気持ちで勝っていた」(伴)。萱沼のゴール下からのジャンプシュートで先制した。そのままの勢いでリバウンドを制して流れを作ると明大の流れになった。第2クォーター終了時点で15点差をつけた。
 第3クォーターに入り試合の流れが変わった。立て続けに相手にシュートを決められ点差を縮められ共栄大に流れが向きかける。しかし第3クォーター残り3分、小島主将が流れを変える。キレのあるドリブルでチームを勢い付け、お返しの3連続得点。そのまま流れを譲らず17点差をつけ勝利した。

 エースとルーキーが試合を決めた。今試合2人で50点以上を決めた伴と萱沼。実力は着いてきている。今試合の勝因は2人の活躍によるところが大きい。しかし2人とも結果には満足していない。「決められるところをしっかりと沈められなかった」(萱沼)、「判断が悪く、シュートセレクションが悪かった」(伴)と反省した。
 チーム全体としてミスがあった明大。2部昇格に向け気合が入る。「今日の試合のように気持ちを持って勝ちたい」(伴)。残り2戦を全力で戦っていく。

[野田樹・西村亮哉]

試合後のコメント
小島主将

「もうちょっと得点を伸ばせていたはず。でも昨年に比べて10点差以上離せていてよかった。第3クォーターは接戦になっていて流れが悪かったので流れを切るつもりで入った。次の試合では個人では今日のようにファールをもらわないようにしたいです。チームとしては自分たちの流れをキープできるようにやっていきたいです」


「終始気持ちが勝っていた。いいゲームでした。中のリバウンドは取れていましたが、外のリバウンドに対応できていませんでした。前半は止めていたのに後半は3ポイントシュートを打たれてしまっていました。次の試合は自分達のミスさえなければ実力的に勝てると思うので今日の試合のように気持ちをもって勝ちたいです。」

萱沼
「全体的にリバウンドをとれたので勝てました。焦るとダメになるので落ちついて周りを見ないといけないことがわかりました。練習では絶対決めるところをたまにはずしていたのできちんと沈めていきたいです。後半甘くなってしまっていた。シュートを落とさない、リバウンドをしっかりといった基本をしっかりしてミスをなくしたい。あと2試合入れ替え戦に出れるように基本をしっかりやっていきたいです」