
「国立をホームにしよう」プロジェクトが始動/記者発表イベント
改修前の国立競技場では最後となる12月1日の明早戦に向けたプロジェクトの記者発表イベントが国立競技場を貸し切って行われた。
「国立をホームにしよう」という名のこのプロジェクトは「日本じゅうにラグビーの魅力を伝え、夢と勇気と感動を与える」という目標で活動している。また、学生スポーツの意義の波及や、初の日本開催となる2019年ラグビーW杯へ向けた人気再燃、日本代表強化のきっかけづくりのためでもある。丹羽政彦監督(平3文卒)は「早明をはじめ、伝統校と言われる慶応、同志社など、戦後のラグビー界を引っ張ってきたのは学生ラグビー。伝統校は注目されるし責任を果たさなければならない」と意気込む。
記者発表イベントではプロジェクトの概要説明と両校の監督、キャプテンによる決意表明、プロジェクト達成へ向けての取り組みが発表された。圓生正義主将(政経4=常翔学園)は「3年次までは縁がなく、最初で最後の国立。強い思い入れがある。満員の中で感動を与えられるような試合をしたい」と明早戦への思いを語った。
記者発表後にはグラウンドにて両校の校歌の披露、エール交換とフォトセッションが行われた。フォトセッションでは両校の部員と一般学生が「国立をホームにしよう」の掛け声で拳を突き上げ、明治と早稲田、部員と一般学生の一体感をアピールした。
[柴田遼太郎]
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