
苦戦を強いられ明大勢は表彰台を逃す/日本学生選手権(2日目)
初日のリレーで復調の兆しを見せた関根。昨年3位の女子200m自由形は150mのターンで3番手と好位置につけたが、ラスト50mで失速した。6位に終わり、レース後は「まだ整理ができていない」と言葉を詰まらせた。3日目は連覇のかかる100m自由形、800mリレーに出場する。「女子は私が引っ張っていかなければいけない。今日よりも絶対に良い泳ぎがしたい」と巻き返しを誓った。
花形種目の男子400mメドレーリレーはメダルも期待されたが6位。1泳・背泳ぎの工藤優介(政経2=桐蔭学園)は3番手でつなぎ好スタートを切った。2泳・平泳ぎの小日向一輝(商1=千葉商大付)も順位をキープし、メダル圏内でレースを展開する。しかし「波があり最初の2、3かきが上手くできなかった」と3泳・バタフライの平井健太(商1=千葉商大付)が1つ順位を落とし4位に後退。4泳・自由形の横尾和樹(情コミ3=八王子)もさらに2チームに抜かれ、6位でレースを終えた。レース後は「中京大が隣に見えていたので、競り勝てなかったのが悔しい」(横尾)と唇を噛んだ。それでも「今できる精一杯の力は出せた」(工藤)と下級生中心の若いチームに今後さらなる成長を期待したい。
残すはあと1日。最終日は世界水泳選手権に出場した平井彬嗣(政経2=市立船橋)が男子1500m自由形で連覇を目指す。この日行われた予選では全体の2位のタイムで決勝進出を決めた。男子100m平泳ぎでB決勝止まりだった小日向は得意の200mで大会初制覇を狙う。「いつも最終日の最終競技なので、締めはやっぱり僕で締めたいと思います」(小日向)と力強く意気込んだ。大会2日目を終え「チームの雰囲気は過去になく最高に良い」と横尾。2日目終了時点で6位につけている学校対抗得点もどこまで伸ばせるか注目だ。
関連記事
RELATED ENTRIES