本日開幕! 直前インタビュー/秋季関東大学男子1部リーグ戦

2013.09.07
本日開幕! 直前インタビュー/秋季関東大学男子1部リーグ戦
 約2カ月にわたる戦いが幕を開ける。東日本インカレ王者として臨む初めてのリーグ戦。優勝の2日後、早くも秋に向けて選手たちは練習を始めた。歓喜から約2カ月がたった今、チームはどう変化し成長したのか。開幕を2日後に控えた5日、勝利のカギを握る選手たちに心境を聞いた。

☆応援に行こう☆
 9月7日 14:00~@日体大世田谷キャンパス新体育館
 対筑波大戦

[長堀笙乃]

飯塚渉太(政経4=相馬)
「調子は試合になってみないと分からない。良くも悪くもない感じ。雰囲気も普通。意識せず、いつも通りやるだけ。夏はバレーしかしてない。試合を見て楽しんでください」

大塚陸主将(政経4=日本航空)
「合宿を通してチームとして形にはなってきていると思う。ただ(自分は)国体で途中離れて戻ってきて、まだチームの状態はしっかり固まっていない。(合宿は)大阪、愛知、静岡と回って、企業と試合をすることで、学生同士では出てこない課題が見つかった。(学生との違いは)高さとシステム。ある時とない時があるので。ブロックと最後のフィニッシュをスパイクで決め切る。ここは課題。うちは個々の能力は高くないから、やっぱり勝負していく上では個よりも組織としての力が大切になってくると思う。(完成度としては)まだまだかな。まずはブロックとレシーブを固める。あとはサーブとレシーブ、ブロックとレシーブの関係だったり、つながりを意識していく必要がある。今の段階では60点。リーグで固めて、最終的には全カレで優勝することが自分たちの目標なので。(東日本王者として)意識している、していないはあるけど、優勝者だからっていうのはあまりない。他の学校からは明大の見方は変わってくるかもしれないけど、いつも通りにやるだけ。(メンバーは)東日本と変わらずって感じ。そこに原(潤一・文2=習志野)や與崎(風人・政経2=鹿児島商)だったりが入る感じかな。(夏は)沖縄と韓国に初めて行った。息抜きって感じ。海やいろんなものを食べて、楽しかった。国体は新君率いる石川に勝ちました(笑)。4年間ずっとリーグ戦はスタメンで出させてもらって、最後のリーグ戦ということでそれなりの思い入れがある。リーグのタイトルがまだないので、優勝したい。まずは初戦の筑波戦。しっかりチームとして戦っていくので、応援よろしくお願いします」

鎌田将人(法4=城山)
「調子はいい。練習試合ではぼろぼろだったけど、悲観せずいきたい。東日本勝って負けちゃいけない思いとか風格があったのは良くも悪くもない点。ただ、勝ち癖をつけるのは大事なこと。一番になりたいとは思うが、チャレンジャーとして挑みたい。合宿が最後で悲しかった。みんなでロシアンたこ焼きをやったのが楽しかった。声を出すとかチームのために自分ができることを精いっぱいやりたい」

佐藤拓真(政経4=山形南)
「自分の調子は悪くない。チームは昨日のFC東京との練習試合で15点くらいしか取れなかったが、特に心配はしていない。逆に軟打の処理とかブロックとレシーブの関係といった面で課題が明確になったのが良かった。夏は企業と試合をたくさんして、経験値が積めた。チームとして新しくチャレンジすることもあったのでとても有意義だった。(リーグに向け)東日本制覇したことは正直考えない。考えてても伸びないし忘れたほうが結果が出ると思う。あくまでも春6位の挑戦者として挑む。夏休みは陸とももくろのライヴに行った。全力で歌う彼女たちに元気をもらったので自分も頑張りたい。最後なので全日本インカレに向けて悔いのないようにやっていきたい。応援よろしくお願いします」

新貴裕(営4=石川県工)
「調子は普通。昨日の練習試合は雰囲気はあまり良くなかったが明日もあるので。課題は陸も言うように連携。2本目、3本目をもっと意識したい。東日本のことは忘れる。いつもと変わらずやるだけ。夏の思い出は陸と国体で試合したこと。負けたけど。石川帰ってリラックスしました。楽しんでリーグ戦は戦っていきたい」

杉本匠(政経3=聖隷クリストファー)
「(調子は)まずまずって感じ。けがは1カ月以上かけて治したので、完治した。合宿では実業団と試合をしてレベルの高い練習ができた。スパイクがケタ外れに強かった。ブロックは相手がすごい前に出てきてコースをふさいでくるのを、うまくコートに打ち込めたのは良かった。(見つかった課題は)まだ軟打のボールに対して動きが鈍い。今日(5日)の練習でもそれは課題で、対メンして何回かそういうボールがあったので意識した。そういう所での失点はもったいないので、しっかり防いで自分たちの得点にしたい。(完成度は)70、80点くらい。まだ完璧じゃない。チームの雰囲気がばらばらな所があるし、個人技に走ってる所も見られる。そういう所をなくしてチーム全体の力に変えたい。(東日本インカレ王者としての意識は)あります。優勝しちゃうと浮き足だったり、どこか心の中にスキができるので、ある意味気が抜けない。勝たなきゃいけないし、周りからの目も変わってくるのでプレッシャーはある。(リーグで意識する一戦は)慶大。たびたびやってて、いつも惜しい所で負けているので、勝ちたい。あとは順大、中大って感じですね。まずは初戦の筑波戦に勝って、いいスタートダッシュを切りたい。(夏は)全員で鵠沼海岸に行った。4年生が中心となってくれて、リフレッシュがてら行こうと。練習の前日にサプライズみたいに言われてうれしかった。ビーチバレーしたり、泳いだりして楽しかった。常日頃OBをはじめとしたたくさんの方々に応援していただいてるので、そういう方々に感謝の気持ちを持って、優勝を目指します。応援よろしくお願いします」

瀧野頼太(政経2=創造学園)
「気持ちは上がってるがまだ自分なりのプレーできてない。チームもまだ完璧ではない。リーグ戦を通して完成に近づけたら。課題というかチームの問題点は組織として成り立っていないこと。プレーがつながっていないように思う。中大みたいな個々の力で勝てるチームではないので、チームの力を上げなきゃいけないのにコミュニケーションが取れていなかったりする。一人一人意識しなければ。東日本は運で勝った面が多かった。流れがうちにきていただけで本来の力ではないと思っている。チャレンジャーとして戦う。夏は企業の高いレベルを感じた。攻撃が速く、追い付けなかった。日頃できないとても貴重な経験だった。久しぶりに地元の友達と遊んでリラックスできた。秋は東日本がまぐれじゃなかったと思わせるような試合ができれば。応援してくれる人のおかげでプレーができている。期待に応えたい」

武田友和(文4=日向学院)
「合宿中に陸がけがをしてしまったけど、大丈夫。新中心にやっていた。4年間で最後の夏ということで、気持ちの入れようが違った。どの年よりも頑張った。うちは大きい選手がいないのでミスを少なくする。課題はブロックと最後のフィニッシュを飯塚と杉本が決め切ること。(調子は)あんまり良くはないけど、これでやるしかないし、やります。あとは気持ち。初戦を迎えればまた変わると思う。(夏は)3年の渡辺(俊・営3=市立尼崎)と富士山に登った。後輩はちゃんと登山用具持ってきたのに、自分はいつもの格好で行っちゃって。寒かったです(笑)。8合目の山小屋で1泊泊まって、2日目に御来光を見て帰った。全カレの優勝祈願になればいいなと。リーグ戦をこのメンバーでやれるのは最後。自分はスタメンじゃないけど、ベンチからしっかり声を掛けたい。スタメンは4年生が多いのでパイプ役となれるよう頑張りたい。(応援してくれる方に)いつもいつもありがとうございます。うちらしいバレーができるように、選手全員が一丸となって頑張りますのでよろしくお願いします」