
秋季完全優勝 昨年の雪辱を果たす/関東学生秋季1部リーグ戦
秋季完全優勝 昨年の雪辱を果たす/関東学生秋季1部リーグ戦
完全優勝だ! 優勝決定戦で強豪専大とのカードを迎えるも、相手を寄せ付けることなく勝利。「完全優勝したいという思いは常に持ってる」という田崎俊雄監督の言葉通り、無敗の優勝で秋季リーグを終えた。
復活を誓った1年生が躍動した。切り込み隊長の平野友樹(商3=野田学園)が1番で勝ち星を届けると、今大会いまだ無敗の町飛鳥(商1=青森山田)が流れを引き継ぐ。序盤はなかなかプレーが落ち着かず1ゲーム目を落としてしまう。しかし「相手が勝ち急いでいるのがわかったので、落ち着いてできた」(町)と後半で巻き返しを図り、勢いそのまま勝利。秋のリーグを無敗で終えた。
最後は4年生が決めた。今大会ダブルスで全試合起用された横山輝(政経4=大阪桐蔭)は、ペアの平野と息の合ったプレーで2セットの差を付ける。迎えた3セット目で両者拮抗(きっこう)の末マッチポイントを握るものの、なかなか決勝打が決まらない。 3セット目は取りこぼしたものの勢いは失速せず、最後は横山の放ったボールで優勝を決定づけた。「自分が優勝決めたいっていうのがあったんで、うれしいです」と最後は横山から笑顔がこぼれた。
春秋全勝で連覇を果たした。グランドスラム達成こそ逃したものの、明大の底力を見せつけた。これからは個人の大会が多くなってくるが「団体だけじゃなく、個人でも明大が強いというのを応援している人にもアピールしたい」(田崎監督)とこれからのシーズンもしっかり見据える。最強を証明するため、これからも戦いは続く。
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