無傷の開幕6連勝! 専大との天王山へ/関東学生秋季1部リーグ戦

2013.09.06
 圧倒的強さを見せつけた。早大戦に勝利し一山越え駒大、中大と対戦。勢いそのままに、いずれも4‐0とストレート勝ちを収めた。今日は1敗で明大を追う専大との優勝決定戦に臨む。

 1番手の平野友樹(商3=野田学園)がチームに勢いをもたらした。「総合的に見ても内容は完璧だった」(平野)と圧巻のプレーで相手をねじ伏せ、2試合ともストレート勝ちを収めた。秋季リーグは平野の1番手での起用が増えているが「1番手の平野がチームを引っ張ってくれている。トップバッターが大事だと僕は思っている」(田崎俊雄監督)と見事その起用に応えるプレーを見せた。切り込み隊長として、今日の優勝を懸けた一戦でもその活躍が期待される。

 ルーキーも活躍を見せている。今回のリーグで唯一の1年生レギュラーとなった町飛鳥(商1=青森山田)はここまでの試合で1セットも落としておらず。まさに敵なしの状態だ。「春(春季リーグ)に2回負けて、秋は絶対全勝しようという気持ちでやってきた」(町)と過去の敗戦が町を成長させた。一方で「明日勝たないと話にならない、全勝優勝したい」(町)と意識はすでに先へ向いている。ぜひ優勝へ導くプレーを見せてもらいたい。

 今日はいよいよ専大との天王山だ。ワンサイドゲームで勝利してきた明大に対し、専大は粘り強さで接戦をものにしてきた。明大が本来の実力を出し切れれば勝算は十分にあるが、油断ならない相手だ。しかし相手がどうあろうと、チームの目標である「全勝優勝」は揺るがない。「明日が優勝決定戦だろうとなんだろうと、一戦一戦戦うという気持ちでいたい」(田崎監督)と目の前のことに全力を注ぐことでおのずと結果もついてくる。昨年果たせなかった春秋連覇へ向けて、最後の大一番に臨む。

[佐藤広樹]

◎応援にいこう!!
Next game 
◆9・6 専大戦:12:00~
≫会場アクセス
・大田区総合体育館
――京浜急行本線「梅屋敷駅」より徒歩5分

※入場料無料