
春秋連覇へ 快勝で初戦制す/関東学生秋季1部リーグ戦
まずは1勝だ。「目標は全勝優勝だけ」(町飛鳥・商1=青森山田)と春秋のリーグ戦で連覇を目指す明大の戦いが始まった。注目の初戦は法大相手に層の厚さを見せ、快勝した。
1番手で出場した平野友樹(商3=野田学園)が危なげなく勝利し、流れを呼び込むと続く松下海輝(商2=希望が丘)もストレートで勝利。「開幕戦で使ってもらうのはありがたいこと。納得できるプレーができ、いい形でスタートが切れた」と笑顔で話した。ダブルスは敗れたものの、町、神巧也(政経3=青森山田)のチームの主力が相手を寄せ付けず4―1で勝利した。
次戦につながる勝利だった。レギュラーとして活躍する1年生の有延大夢(商1=野田学園)が練習中のケガにより欠場。しかし「いい選手がいっぱいいるので、選手が足りないということはない」(田崎俊雄監督)と、明大の強みである層の厚さを見せつけた。平野とのダブルスには横山輝(政経4=大阪桐蔭)が出場。惜しくも敗れてしまったが「(平野とは)とても組みやすかった。試合には敗れたが、内容は良かった」と明日以降の活躍が期待される。
気持ちは1つだ。6月のインカレで4位に終わり、グランドスラムを逃した。選手たちは悔しい思いを胸に夏の練習に励んできた。この大会は春秋連覇を目指すだけではなく、チームとして成長したことを示す場所だ。選手たちはみんな「目標は優勝」と口にする。頂点へ向け、明大は勢いよく走り出した。
[石渡遼]
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◆9・3 筑波大戦:10:30~ 日大戦:15:00~
≫会場アクセス
・大田区総合体育館
――京浜急行本線「梅屋敷駅」より徒歩5分
※入場料無料
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