スターターは森山翔太（営４＝市立船橋）安藤誓哉（情コミ３＝明成）、中東泰斗（文３＝光泉）、西川貴之（情コミ４＝東海大附四）、皆川徹（営３＝京北）。

　要所で点を確実に決め、流れを変えさせなかった。開始明大はオールコートディフェンスでスティールすると、安藤が確実に点を決め試合の流れを作った。そのままシーソーゲームが続き第３クォーター終了時点で７点差。しかし、第４クォーターで試合が動き出す。エースの中東のダンクシュートなど積極的な攻めを見せこのクォーターだけで最終30点を決め最終的に24点の差をつけ中大に快勝した。

　今試合、安定した試合運びをした明大。中でも特に光ったのは５本もの３Ｐシュートを決めた目だ。要所で確実に３Ｐシュートを決めたことでチームに安定感をもたらした。また鋭いドリブルで敵を崩し相手を翻ろうした中東と安藤。特に中東は今試合16点とチーム最高得点をマークした。４年生も多くこの試合に参加しチーム一丸となってプレーした。

　しかし反省も多い。「今日はゴール下をちゃんと決めていれば前半で50―24ぐらいになっていた」（塚本清彦ヘッドコーチ）ともっと得点を決めるチャンスがあったにも関わらず点を取り切れていなかった。４日以降は拓大や青学大、東海大といった強豪と対戦していく。もっと得点力を高めなければいけない。明大は中大との試合後、チームで練習をした。ぎりぎりまでチームの力を高め４日の拓大戦へと臨む。

［西村亮哉］

試合後のコメント
塚本ヘッドコーチ
「この試合は悪い。ここ３試合全部悪い。よくなると思ったけどなんか（調子が）出ない。今日はゴール下をちゃんと決めていれば前半で50ー24ぐらいになっていた。なにかエンジンがかからない。（皆川）徹がまだまだで、よくならないと駄目だからかなり叱った。頑張ってもらいたい。バンプされて押すのは当たり前で仕方ないのですが、バンプを適正にやってくれればいい。ただ手が上がった状態で手をぶつけるのは駄目だとは言った。学生だからファールも流れが悪くなってしまう一つの原因。マインドコントロールしなくてはいけない。今日はリカバリをするためのゲームだと考えてやった。（目）健人の課題はディフェンス。オフェンスはあのぐらいで大丈夫。ただ、ディフェンスは同じように抜かれるのは駄目だから、そこをしっかりしてくれないと拓大の時はもっとスピーディだから気をつけないといけない。今日のゲームに関してはリカバリした選手も戻ってきたからそれも全部合わした中でチームを出して水土日で１勝１敗くらいに行きたい。そのために選手を濃くしていって見えればその後を乗り越えられる。そのために３連勝したことはすごく大きいが、ゲーム内容は悪い。安藤は新しいボールが合わないと言っていた。そこら辺も含めて合わしていきたい。（中東）泰斗を攻めさせて落ちついた。泰斗のタフショットが左側に行ってしまった。今後はこぼせなくなってくる。今日（練習）やらせて明日の夜から練習させて気を引き締めて水曜日、相模原で拓大戦へ臨みたい。最後は１年生と出られなかった４年生を使えたのでそこらへんが今後の11ゲームというところで９勝２敗とかで収めたい。絶対全勝はあり得ないから負けた時のリカバリが大事になる。拓大にプレッシャーをかけて50点台、60点台のゲームに持っていきたい」