スターターは安藤誓哉（情コミ３＝明成）、田中成也（文４＝高志）、中東泰斗（文３＝光泉）、西川貴之（情コミ４＝東海大附四）、皆川徹（営３＝京北）。

　試合が動いたのは後半だった。同点で迎えた第３クォーター、４分を経過したところで明大がオールコートプレスを仕掛けると試合が動き出す。スティールから西川がダンクシュートを決めると白鴎大はたまらずタイムアウト。その後も途中から出場した伊澤実孝（政経２＝愛知産大工）が得点を重ねる。しかし、フリースローを決めきれない場面が目立つ。点差は開かず、４点リードで第４クォーターへ。
　第４クォーターでもプレスが効き、スティールを量産するが、決めきれない場面が続く。さらに中東がファールアウトになり、なかなか得点を決めきれない。点差は縮み、終了間際に追い付かれた明大。勝負は決まらず、オーバータイムへと突入する。
　延長戦では大事な場面でフリースローを沈めた。終盤にもらったフリースローを田中が４本沈め、リードを奪う。その後は逃げ切り、74―70で開幕戦白星スタートを決めた。

[野田樹]

次回の試合日程
８月31日（土）11:00～
対筑波大１回戦（国立代々木第二体育館）

　今回は明大スポーツ新聞部の合宿が開幕戦に被ったため、明治大学バスケットボール部スタッフの戦評をもとに記事を執筆しました。末筆ではありますが、スタッフの皆様のご協力に感謝を申し上げます。