インカレ直前特集(2)2、3年生インタビュー

2013.08.26
インカレ直前特集(2)2、3年生インタビュー
 いよいよ自転車部にとって集大成となるインカレが直前に迫ってきた。8月29日から9月1日の4日間、青森県八戸市で開催される。総合成績10位に終わった昨年に比べ、今年は即戦力のルーキーも加わり、目標の上位入賞へ向けて万全の状態で挑む。そんなインカレを直前に控える選手たちの様子を4回にわたって取り上げる。
 第2回目はチームの中核を担う2、3年生に話をうかがった。

3年目のインカレで期待の懸かる市山<
3年目のインカレで期待の懸かる市山

市山襄(政経3=法政二) 出場予定種目:ロードレース
――インカレが直前に迫っていますが

 気持ちは高まっています。合宿で青森に行って、実際のロードレースのコースを走った時は、坂がきつくてどうしようかと悩んだが、2回目の富士山合宿をやって少しは走れるようになってきていると思います。登りは元々得意だったが、全然走れなくなっているのが現状です。3年目のインカレで、そろそろ完走してポイントを入れないといけないとは思っているけれども、その気持ちが結果に結び付いてくれればいいです。

――どんなレース展開を考えていますか
 コースがきついので、集団に付いていけばみんなどんどん振り落されると思うので、アタックとかよりも生き残ることを優先して、最後で決められたら決めに行きたいですね。

――昨年のインカレのロードレースを振り返って
 振り返ると、まだ昨年のコースの方が楽だったかなと。そこで完走できていない自分がいるのはありますが、そんなことは言っていられないので。

――最後にインカレへの抱負をお願いします
 粘り強い走りで上位を狙っていきたいと思います!

<br />ロードレース20位以内を目標とする鈴木快<
ロードレース20位以内を目標とする鈴木快

鈴木快彰(政経3=横浜)出場予定種目:ロードレース
――現在の調子はいかがですか

 高校から競技を始めて、今が一番体重の落ちている状態です。ロードレースでは体重の軽い方がのぼりが楽であったり、軽く走れる点で有利なので、調子はいいと思います。

――目標順位はありますか
 20位以内です。昨年は40位だったので、ポイント圏内である20位以内に入りたいです。ロードレースの完走人数が20人程度なので、完走できれば目標を達成できると思います。ですが、欲を言えばどこかのタイミングで逃げの集団に抜け出したいです。

――不安要素はありますか
 コースがきつい分、ハンガーノック(極度の低血糖状態)に気を付けないといけないなと思います。

――上級生になり変化はありましたか
 昨年のインカレでは完走するのがやっとでした。来年も含めインカレがあと2回しかないので、今年はポイントを獲得できる順位でチームに貢献したいと思います。

――最後に意気込みをお願いします
 ロードレースで20位以内に入れるよう頑張ります。

加賀谷慶二(政経2=能代西) 出場予定種目:ロードレース
――インカレを控えて今の調子は

 結構脚とか疲れている部分があるので、それを回復させてインカレのロードに万全な態勢で臨みたいです。富士山で合宿してきて、今までよりも登りも登れているので、調子は上がってきていると思います。

――今回初のインカレのロードレースですが
 今回のコースは高校時代も一度走ったことがあるコースなので、それも生かしながら合宿で実際のコースを走ったのですが、登りとかは結構きつくてすぐにちぎれてしまう感じでした。でも、大会となったらそうにもいかないので、最後まで食らい付いて先輩たちのサポートもしながら頑張っていきたいと思います。

――ロードレースに出場する明大の他の選手を見ていて思うことは
 今は鈴木快先輩が一番登りとかが速いイメージがありますね。結構体重が軽い人の方が有利なコースだと思うんですけど、鈴木快先輩は同じくらいの体重でどんどん登っていくのはすごいなと。

――どういったレースをしていきたいですか
 レースの展開は中盤当たりで待機して、先輩たちを優先的にサポートして最後まで行ければと思います。去年も外で観ていてサポートメンバーが必要な場面とかかなり多かったと思うので、しっかり頑張りたいです。

――最後にインカレへ抱負をお願いします
 他の大学も本当に強く練習量も多いと思うが、自分たちも練習量が少ないなりに自主練習などやってきているので、そこらへんでカバーしながら負けないように走れたらいいと思います。

鈴木雄策(法2=昭和一学園)出場予定種目:4kmチームパーシュート、ロードレース
――最も力を入れている種目は何ですか

 ロードレースで、比較的調子が上がってきていると思います。目標としては入賞の20位以内に入ることです。

――目標のための課題などはありますか
 集団走行をしているときに前の方で先頭集団からちぎれてしまわないように耐えていこうと思います。スタートの時点でも後ろの方に行ってしまわないように先頭の方でスタートしたいです。

――合宿で実際のコースを走ってどのような印象を受けましたか
 登りが長くてけっこうきついコースでしたが、チームの中ではうまく走れていました。チーム内でうまく走れたことで自信につながりました。鹿屋体大や中大の選手とうまく競り合うことができればと思います。

――最後に意気込みをお願いします
 ロードレースで少しでも多くの選手がポイントを獲得していこうというようにやっているので、いい走りをしたいです。

◆第69回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会◆
日程:8月29日~9月1日
会場:八戸市自転車競技場(トラック競技)
   青森県三戸郡階上町 公道周回特設コース(個人ロードレース)