東海大を圧倒し、団体戦連覇/和道会全国競技大会

2013.08.26
東海大を圧倒し、団体戦連覇/和道会全国競技大会
 今大会は、和道会という流派での頂点を競う大会だ。明大は昨年に続き団体戦で優勝。連覇を果たした。個人戦では1年生の活躍が目立ち、田坂叡史(政経1=御殿場西)、中川大資(法1=熊本マリスト学園)がベスト4入賞を果たした。

 初戦、準決勝と相手を寄せ付けない強さで快勝し、東海大との決勝を迎えた。東海大は和道会の中でも、今大会の個人戦優勝者も所属する強豪校だ。そして1-1で迎えた勝負所の中堅戦。堀田瑞樹(商4=熊本マリスト学園)は、序盤から上段付きでポイントを重ね、点差を広げた。途中相手の追い上げもあったが、ラスト10秒まで攻め続け7―3で勝利した。「相手の主力選手の1人を倒してくれて流れもよくなった」(久保田隼哉主将・政経4=拓大紅陵)と明大の勝利に大きく貢献した。

 1年生の活躍も光った。団体決勝戦で田坂は東海大主力選手の1人と対戦。序盤から蹴り技で1本を決め3ポイントを奪う。その勢いで勝利をつかんだ。決勝点を決めたのは中川。開始早々上段蹴りで1本を決めた。そこから自分のペースで試合を続け、8―1で勝利。優勝、そして連覇を決めた。

 優勝はしたものの「体力や精神面での持続力がないことがわかった」(中川)と課題も見つかっている。しかし、今大会の結果が秋の関東大学選手権への自信につながったことは間違いない。

[三浦亜優美]