クルー対談(1)~女子舵手付きクォドルプル

2013.08.14
 今回は女子舵手付きクォドルプルに出場する赤津杏奈(政経4=小松川)、小澤実央(法4=浜松湖南)、松岡結(文3=浦和一女)、冨田千愛(政経2=米子東)、大竹結(情コミ3=明大中野八王子)の5人にインカレに懸ける思いを語って頂きました。

――なぜこのメンバーでクルーを組んだのでしょうか。
赤津:
総合優勝のためには2種目の優勝が必要になってくるので、舵手なしペアとこの舵手付きクォドルプルで勝てるように、あえて戦力を分けた。今井(智子・商4=美方)が抜けた時に、同じかそれ以上のパワーを持っているだろう冨田にも入ってもらいました。

――昨年ダブルスカルでインカレ優勝を経験している松岡さん、冨田さんには大きな期待が寄せられていると思いますが、プレッシャーはありますか。
松岡:
緊張とは日々隣り合わせ。でも期待に応えたい。プレッシャーを感じている暇はないと思っています。
冨田:負けられないって思いはありますね。私が入ったことで後悔はさせたくない。入ってよかったと思ってもらえるようにしたい。
松岡:ダブルスカルとは別物。先輩方にとっては最後のインカレ、花道で飾りたい。

――このクルーの特徴、よさを教えてください。
赤津:
パワーはあります。船が進めばいいので、このクルーのパワフルさを出していきたい。みんなインカレ優勝がどれだけ厳しいかわかっているので苦しいこともやっていける。
小澤:みんな真面目過ぎる! 真剣だから私もそれに付いていきたいと思う。苦しい時でもみんな逃げないし信頼できる。
冨田:勝つために必要なものわかってるクルー。何をすればいいのか勝つために追求していきたい。
松岡:個性豊かでまだぶつかり合ってるところがあるけれど、きっと調和していくと思う。こぎがマッチングしたら楽しみなクルーだと思う。
大竹:コックスに責任を持たせてくれる。みんながつらい時に一番声を出せるのが私なんだと思った。一員として考えてくれていると思う。

――女子の花形種目と言われる女子舵手付きクォドルプル。この種目に懸ける思いはいかがですか。
赤津:
これに乗りたくて明治に入った。トップクルーとして認めてもらえるのは、このクルーなら優勝を取ってきてくれる信頼があるから。4年間がんばってきたものを出し切りたい。
小澤:クォドに乗ってインカレで優勝するのが目標だった。どの大学も強い人を乗せてくるので、レベルが高い。エースが乗っているのはクォド。
冨田:花形だし、それに乗せてもらっていることに責任がある。声援もたくさんもらえるし、みんなで喜び合える種目。勝つことで恩返ししたい。
松岡:4年生の先輩方はスターで一緒に乗りたいと思っていた。一番盛り上がれる種目。
大竹:かっこいいと思う! 他大と肩を並べて戦える充実感がある。

――最後にインカレへの意気込みをお願いします!
赤津:
体力、技術を鍛えることは365日やってきた。小澤とは3年間も一緒に乗っていて、強いクォドを目指してきた。このメンバーで勝つという思いは強い。努力は結果でしか測れない。苦しいことからも逃げず、お世話になっている人を忘れずにやっていきたい。
小澤:自分が何でここにいるのかを考えて、自分の役割を果たしたい。引退までに何か残せるようにしたい。
冨田:今までやってきたことを出す。あと2年いられるわけだから、教えてもらったことをここで終わらせない。
松岡:このレースが終わったらもうこげなくていいと思えるくらい腹くくって戦いたい。
大竹:勝ちたい。負けたくない。もう悔しい思いはしたくない。毎日をもっと大切にしていきたい。