女子チーム4人で決めた1部昇格/関東学生選手権

2013.08.07
 4人で勝ち取った。今大会、明大からは女子選手が大会に出場。ライバル校が10人以上のチーム編成で臨むなか、明大は1、2年生4人が一人7レースを泳ぎ、1部昇格を決めた。
 昨年までは女子選手の人数が少なくリレーが組めなかったが、神村万里恵(情コミ1=八王子)と藤井ひかり(法1=市立船橋)の2人のルーキーの加入でリレーでの大量得点を実現。個人種目も全て優勝と2位で収める圧巻の強さだった。明大女子チームにとっては初の1部昇格。「表彰台でのガッツポーズはインカレまでお預け」と住吉茉莉(情コミ2=成田)。快挙達成も通過点に過ぎなかった。

 個人では5種目を制した。7月のユニバーシアードに出場した住吉は、50m自由形を25秒94で優勝。予選では大会記録を塗り替える25秒90だった。さらに、200mリレーでは1泳で25秒75と記録を伸ばし、好調をアピールした。
 今シーズン不調に苦しんでいた関根理沙(営2=神奈川総合)は50m、100mともに住吉に続く2位。それでも「ユニバーの時の絶不調は脱した。感覚とタイムも一致しているし、状態は8割くらいまで戻ってきた」と復調を感じさせた。

 ルーキーの神村は100m、200m背泳ぎでぶっちぎりの優勝。藤井も400m自由形で優勝し、総合優勝に大きく貢献した。1、2年生の若い力が新たな歴史を築き、勢いは加速する一方だ。9月のインカレ、広島の地でもダークホースは虎視眈々(たんたん)と団体入賞を狙う。