(41th Period)2013年度 ルーキー紹介(2)
――アイスホッケーを始めた経緯を聞かせてください
佐藤雄:
佐藤雄:アイスホッケーに打ち込む環境が整っていたからです。また、高校の時に明大の試合を見て強いと思い、そのチームでどこまで通用するのか試したかったからです。このチームでプレーできると思うとわくわくしました。また、軽井沢にいた時のコーチが明大出身で、薦めてもらったからです。自分を見るためにわざわざ試合を組んでもらったりしたので、感謝しています。
――大学に入学して、練習はどうですか
佐藤雄:練習ではシュートの速さの違いを一番感じています。まだ付いていけていないと感じていますが、楽しく練習できています。ただ、まだ試合に出られていないのが悔しいです。
――メンバー発表の時は何を感じましたか
佐藤雄:何で自分じゃないのか、何が足りないのかと思って、納得できない部分がありました。そういう部分は、普段の練習などでちらっと言ってみるようにしています。今まではそれができませんでした。試合をブレザーで観戦するのは寒いから、早くベンチに入って、明大の雰囲気というものをリンクの中で感じたいです。
――寮生活はどうですか
佐藤雄:ルームメイトがどんな人かびくびくしていて最初は怖かったが、優しくて頼りがいのある先輩でした。食生活については先輩の意向に従って、作ったり食べたりしています。寮のご飯も食べますよ。
――高校時代は世代別の日本代表も経験しましたね
佐藤雄:代表チームでは、谷間の世代と呼ばれて悔しかったです。一歩及びませんでしたが、レベルの高い相手に諦めない心を学びました。海外の選手と戦うのは、またと無い機会だと思っています。
――今後の目標を聞かせてください
佐藤雄:今年はU―20日本代表に入り、チームではサブキーパーになりたいです。そして卒業までに、自分の出ている試合で3冠を達成したいと思います。
――ありがとうございました。
◆佐藤雄一郎 さとうゆういちろう 法1 軽井沢出 172cm・78kg GK
高木:家族全員がスケートをしていたので、もともとスケートが生活の一部でした。だから、2歳くらいにはもう気付いたら滑っている感じでした。アイスホッケーをするようになったのは、小学生に入ったくらいからです。高校に入ってからは練習がきつくて規則も厳しくて、苦しい思いをしました。特に走りのトレーニングがつらかったです。バスケや格闘技など、他のスポーツをしたいと思うこともたまにありました。
――明大に進学したのはなぜですか
高木:1番は、家族や親類に明大出身者が多くいたからです。
――大学に入学して、練習はどうですか
高木:大学の練習はレベルが違うと感じますが、高校までは特に厳しい中で練習していたので、ある程度自分の自由に練習ができるので楽しいです。しかし環境に慣れるのに時間がかかるタイプで、高校の時も2年生になってようやく慣れてきていました。だから、今は試合に出れなくても我慢の時と割り切っています。試合に出ているときも、先輩の足を引っ張らないようにと心掛けています。
――世代別の日本代表にも選ばれていましたね
高木:高校時代に選ばれました。DFにコンバートされてから2、3か月だったので、選ばれるとは思っていませんでした。しかも、伸びているからと補欠だったにも関わらず試合に出してもらえました。その時は結果を出せず失点を重ねてしまいましたが、いい経験になりました。
――コンバートがあったのですね
高木:今までさまざまなポジションをしてきました。難しさはありましたが、考えるよりも本能でプレーしています。チームの作戦は守りながらも、自分の自由に伸び伸びとプレーするのが好きです。
――普段の生活はどうですか
高木:人に流されず、一人の時間を持ちたいと思っています。そんな時は、K-POPを聴いたり映画を見たりしています。特に映画ではジャッキー・チェンやブルース・リーが好きで、トレーニング法を参考にするなど影響を受けています。また、寝るのも好きで、一度寝るとずっと起きません。
――今後の目標を聞かせてください
高木:この1年間で、U20日本代表に選ばれたいです。そして、卒業後も実業団でプレーできることを目標にして、プレーでも人間的にも、大学生でナンバー1と思われるように頑張りたいです。
――ありがとうございました。
◆高木俊吾 たかぎしゅんご 政経1 駒大苫小牧出 171cm・75kg DF
――アイスホッケーを始めた理由は
辻:小学生のときに、友達がやっていたからです。始めた当初は面白くなかったですが、小学校5年生のときにクラブに入って努力していく中で面白さが分かってきました。
辻:空手です。特に理由はなく、アイスホッケーを始めるのを機に辞めました。
――大学の練習と高校の練習とで変化したことは
辻:システム、戦術を重視して練習しています。細かな部分までこだわるので頭も使います。他にも、一人一人のレベルが高く、質の高い練習ができています。
――先輩から学んだことは
辻:食事、睡眠、アップなど試合前の当たり前のことが勉強になります。
――試合前に必ずやることは
辻:レッドブルを飲みます。あと、移動の車に乗るときは左側から乗るようにしています。
――尊敬している人物は
辻:4年生でゴールキーパーの伊藤(優人・商4=白樺学園)さんです。理由は努力する大切さを学んだからです。
――同期については
辻:ライバルだと思っています。みんながお互いに切磋琢磨(せっさたくま)していき、頑張っていきたいです。
――明大に進学を決めた理由は
辻:高校時代の監督が明大だったからです。最初から明大しか考えていなかったです。
――休みの日の過ごし方は
辻:同期や高校時代の仲間と買い物に出掛けることが多いです。
――上京してきて驚いたことは
辻:北海道には梅雨が無いので、東京に来て初めて梅雨を味わいました。とても蒸し暑くてつらいです。他にも、人の多さにはびっくりしました。
――これからの目標は
辻:自分らしさを出して、強い気持ちを持って練習していきたいです。また、アイスホッケーを続けるのは大学4年間が最後になると思うので、悔いが残らないようにしていきたいです。
――ありがとうございました。
◆辻優介 つじゆうすけ 商1 釧路江南高出 167cm・60kg FW
松金:8歳年上の兄が試合をしているのを見てかっこいいと思ったからです。小学校1年生の時から始めました。始める前から道具もあったので、決まった道だったのかもしれません。最初は、滑っていて楽しかっただけでしたが、小学校の高学年生の試合に出た時に負ける悔しさと、たまに勝った時のうれしさを覚え、勝負に対するこだわりが出てきました。
――明大に進学したのはどうしてですか
松金:高校の頃の監督が明治OBだったことと、中学生の時に釧路であったインカレで大学生のハイレベルなプレーを見ていいなと思ったからです。明大は特に、個々のプレーのレベルが高く、メリハリがあって良く映りました。他大も考えてはいましたが、明大を気に入っていたし、ユニフォームもかっこ良かったから決めました。
――自分のプレーについてはどう考えていますか
松金:パスには自信があります。春の大会でも通用すると感じ、自信が付きました。DFからのパスで攻撃の流れができるので、そこはしっかりとやりたいと思っています。そして、理想としてはDFとして失点しないことが第1ですが、さらにFW並みの決定力を身に付けたいと思っています。
――春の大会では1セット目で出場しました
松金:事前のセット練習から1つ目をやっていましたが、本番は下がるだろうと思っていました。しかし本番も1セット目で、スタッフの期待を感じました。それはプレッシャーにはなりますが、周りから見てもらっていることは幸せに感じます。
――話していると、落ち着きがあって大人らしく感じます
松金:普段から、常に考えて、落ち着いて行動するようにしています。高校でも頭のいい人はいましたし、賢さは身に付けたいと思います。大学でのスポーツ推薦者のイメージを、いい意味で壊したいと思っています。
――キャプテンなどはしていたのですか
松金:小学生から高校生まで、ずっとしていました。それは自信につながるし、メンタル面での成長につながりました。キャプテンは、プレッシャーはありますが、プレーヤーとスタッフの仲立ちという経験ができます。大学でもチャンスがあればやってみたいです。
――今後の目標を聞かせてください
松金:まだシュートが遅いと練習などで言われているので、パワー面で先輩に追い付けるようにしたいです。そして、プレー面でも賢さにおいても、後輩から自分みたいになりたいと思われるような存在になりたいと思っています。
――ありがとうございました。
◆松金健太 まつかねけんた 法1 釧路江南出 174cm・70kg DF
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