早大、新潟商高と練習試合で調整/練習試合

早大、新潟商高と練習試合で調整/練習試合
 リーグ戦開幕を約1カ月後に控えた明大は、早大と新潟商高との練習試合をこなした。7月は海外遠征やNBLのチームとの合同練習などで、選手が各地に散っていた。今回は8月に入り、メンバーがそろってから初の練習試合となった。

 午前中に新潟商高との試合を行ない、午後からは早大が加わって3校での練習試合となった。明大は2クォーターの試合を早大と2試合、新潟商高と1試合行った。
 第1試合は早大戦。スターターは、安藤誓哉(情コミ3=明成)、中東泰斗(文3=光泉)、目健人(政経4=京北)、西川貴之(情コミ4=東海大附四)、伊澤実孝(政経2=愛知産大工)。
 第1クォーター目こそ先手を取られたが、ダブルチームを仕掛けるなど果敢なディフェンスを見せる明大。第2クォーターからは清水隆平(法4=光泉)を投入すると、安藤のバスケットカウントを皮切りに目と安藤の3Pシュートで点差を広げていく。伊澤もゴール下を連続で沈め、完全に主導権を握る。早大のターンオーバーもかさみ、2クォーターの早大の得点は9点にとどまった。猛攻を見せた明大は試合終了時には15点差をつけた。

 第2試合は新潟商高との試合となった。第1クォーターは、C(センター)の皆川徹(営3=京北)にボールを集め加点。フィジカルの差から徐々に得点差が開いていく。第2クォーターにはリザーブ中心に試合を進め、28点差で試合を終えた。

 その後、早大とリザーブでの試合を行ない、全日程が終了。リーグ開幕まで1カ月あり、イージーなミスやターンオーバーが目立ったが「いつゲームが行われてもいいところまで仕上がってきている」と塚本清彦ヘッドコーチは一定の成果を示した。明日以降も大学や実業団との試合を控えており、実業団とどこまでの試合ができるか注目だ。