
慶大に完勝し9年ぶり優勝/関東大学トーナメント
▼6・3 対拓大戦(時之栖スポーツセンター裾野グラウンド)
○明大1―0拓大
[得点者]
後半6分 差波
≪出場メンバー≫
GK 三浦
DF 室谷、山越、小出、高橋
MF 差波(→渡辺)、矢田(→石原)、工藤、秦(→伊池)
FW 和泉、西澤
「相手の2トップをいかに抑えるかがカギだった」と試合後に神川明彦監督が語ったように試合を通して拓大の攻撃に苦しめられるも、三浦龍輝(商3=FC東京U-18)のコーチングを中心に粘り強い守備で1点を守り切った。
後半6分に差波優人(政経2=青森山田)のゴールで先制するも25分過ぎからは猛攻に晒される。明大は伊池翼(政経1=横浜F・マリノスユース)を投入して事態の打開を図り、見事この采配が的中。守備の穴を消しつつ豊富な運動量で攻撃陣をサポートした。
【準決勝】
▼6・8 対流経大戦(味の素フィールド西が丘)
○明大3―2流経大
[得点者]
前半3分 山越(←差波)
前半8分 和泉(←野間)
後半30分 差波(←梅内)
≪出場メンバー≫
GK 八谷
DF 室谷、山越、小出、高橋
MF 差波、梅内、工藤、石原(→西澤)
FW 和泉、野間(→三橋)
キックオフ直後からボールがよく動き、シュートも積極的に打っていく展開。すると前半開始からわずか3分後、前線に上がっていた山越康平(法2=矢板中央)が差波からのパスを受け、早くも先制点を得ることに成功。さらに8分にはペナルティーエリアの外から和泉竜司(政経2=市立船橋)がループシュート。相手キーパーの位置をよく見ていたこのシュートも決まり、序盤で一気に2点差をつけた。しかしその後10分、前半終了直前と2失点してしまい、振り出しに戻された。
後半は1点が遠い展開に。それでも30分に差波のゴールで1点を追加し逃げ切った。
【決勝戦】
▼6・9 対慶大戦(味の素フィールド西が丘)
○明大3―0慶大
[得点者]
前半42分 オウンゴール
後半31分 秦
後半46分 野間
≪出場メンバー≫
GK 八谷
DF 室谷、山越、小出、高橋
MF 工藤、差波(→渡辺)、石原(→梅内)、秦
FW 和泉、西澤(→野間)
前半は慶大に押される危ない展開だった。合計6本シュートを打たれるも、準決勝からGK三浦に代わって起用された八谷惇希(商1=清水エスパルスユース)がゴールを守り抜き相手に主導権を渡さない。前半42分に相手のオウンゴールで1点を先制すると、後半は攻めの姿勢を見せ石原幸治(政経3=市立船橋)を中心に積極的にゴールを狙いにいく。後半31分、和泉からパスを受けた秦和広(文4=広島皆実)が相手DFをかわしシュート。見事追加点を決めるとさらに後半46分、野間涼太(商4=青森山田)が飛び出したGKをかわし、がら空きのゴールにシュートを決めた。これがダメ押しの3点目となり、9年ぶりに関東の頂点に立った。
これでチームの目標である『奪還』への第一歩を踏み出した。しかし目標はあくまでも総理大臣杯とリーグ戦、インカレ制覇である。8月に始まる総理大臣杯で、チームは一丸となって優勝を目指す。
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