
女子団体悲願の優勝!/全関東学生選手権
6月15~16日と日本武道館で行われた今大会。明大は男女で明暗の別れる結果となった。まず、女子団体は、苦しみながらも勝負どころでエース・笹田愛莉(営4=富士宮東)が活躍。見事3年ぶりの王座に輝いた。一方で、2連覇が期待された男子団体は、本来の力を発揮できず、3回戦敗退に終わった。
チーム力が優勝を呼び込んだ。チームの絶対的エース・笹田は、本来の調子を取り戻せず、高い的中数を出せなかった。その中でも、中谷早希(法3=浪速)と垣田ゆき(政経3=秀岳館)の2人の後輩がエースをバックアップ。エースの不調もチーム力でカバーし、見事に優勝を勝ち取った。一体、このチーム力はどこから来ているのだろうか。試合後、垣田は笹田に対して「いてくださるだけで安心感がある」と笹田が精神的な支えになっていると言う。一方で、笹田も「自分が外しても、後に射る2人が決めてくれると思っていました」と後輩2人に絶対の信頼を置くなど、エースとそれを支える2人の後輩との信頼関係が、今回の優勝を呼び込んだチーム力の源になっているのだろう。
チームとしては喜び、個人としては不甲斐ない結果に終わったエース・笹田。連覇が期待される次回の全日本インカレについて、「圧倒的な勝ち方をして、明大の強さを全国に示したい」と日本一に向けて力強く語った。
チームとしては喜び、個人としては不甲斐ない結果に終わったエース・笹田。連覇が期待される次回の全日本インカレについて、「圧倒的な勝ち方をして、明大の強さを全国に示したい」と日本一に向けて力強く語った。
一方で、男子団体は悔しい結果に終わった。予選は苦しみながらも突破。しかし、迎えた決勝トーナメント3回戦、桜美林大に1中差で惜敗。2連覇の夢は叶わなかった。今年は選手層が厚く、優勝できる戦力は揃っていた。しかし、ベスト8で敗退。竹尾和臣監督は「優勝への重圧に、選手が縮こまってしまった」と敗戦の理由を明かし、結果を悔やんだ。
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