
女子個人で西野が優勝/関東学生選手権
次につながる演技だった。新しいプログラムで臨み、2位に6点の差をつけ見事優勝に輝いた西野。「2日前からジャンプが入るようになった」と調整は万全ではなかったが、ジャンプでの大きなミスもなく滑りきった。「まだまだジャンプの精度を上げなければいけない。体力面の強化もこれからの課題」と、優勝という結果にも満足せず、先を見据えている。春には2週間のアメリカ・ロサンゼルスでの合宿を行い、「自信を持って演技すること、練習のやり方、ジャンプの飛び方など多くのことを学んだ」とこれからにも期待がかかる。「四大陸選手権に出られるように技術を上げていく。集中してやっていきたい」と真剣な表情を見せた西野のさらなる高みへと駆け上がるシーズンが今から楽しみだ。
[石渡遼]
試合後のコメント
今大会連覇の西野
「新しいプログラムでの演技だったが、2日前からジャンプが入るようになって今日いい演技をすることができてよかった。今日の演技の点数は今できることをやれたという意味では90点。ただこれからシーズンに入ることを考えると30点。まだまだジャンプの精度をあげることと体力面の強化をしていかなければならない。アメリカ、ロサンゼルスでの2週間の合宿では自信を持ってやること、練習のやり方、ジャンプの飛び方など多くのことを学んだ。これからは四大陸選手権に出場できるように集中していきたい」
男子の団体優勝に貢献した野添紘介(商2=東福岡)
「内容は良くなかったが、結果個人で3位だったので良かった。ジャンプのミスが多かった。まだ体力がなくて最後までもたなかった。今大会では団体で優勝することが目標だったのでそれを果たせて良かった。今年は、昨年逃したインカレ団体で絶対優勝します」
1年生ながら女子個人3位に入った藏佐衣子(営1=広尾学園)
「ジャンプで2つミスがあったのが悔しい。ただプログラム全体の雰囲気がつかめたので今後につながる演技だったと思う。今日の演技は70点。まだまだ完成度が足りない。シーズンに入る頃には余裕を持って1つ1つの要素を決められるようにしたい。全日本に出られるように頑張る」
女子個人5位に入った佐々木美帆(政経1=日出)
「今やれることはできた。6分間練習のときは緊張したが先輩たちに励まされて緊張がほぐれた。これからシーズンに向けてやり込むことが大事になってくる。ジャンプの確実性とスピンの完成度がこれからの課題。全日本に出場できるように練習を続けたい」
関連記事
RELATED ENTRIES