
平井健200バタで松田破り優勝、平井彬も1500m制覇/ジャパンオープン2013
平井健が松田抑え優勝
スーパールーキーの活躍に会場が沸いた。ロンドン五輪銅メダリストの松田が隣だったことで、「前半は松田さんについていって後半は抜く想像をしていました」と言うように100mまでは4位だったものの、100mから150mの間で一気に加速し松田を抜いた。さらに身体1つ分の差をつけ、トップでゴール。予選終了時の「決勝では55秒代を出したい」という宣言通り、1分55秒82をマークし、ベストタイムに本人も納得の様子だった。
4月の代表選考会では惜しくも4位となり、世界選手権の代表になれず涙をのんだ。「今でも悔しくてユニフォームを見ると泣きたくなります」と平井健。1週間後に行われた六大学水泳のメドレーリレーを通して「やっぱり自分はバタフライだ」と心を切り換えられたという。悔しさをバネに一回り成長した平井健の姿が見られた。
「本番で上手くいったからと浮かれてはいけないと思い、喜びを表さなかった」が、「(松田さんに)初めて勝てたので嬉しい」と喜びを噛み締めていた。
スーパールーキーの活躍に会場が沸いた。ロンドン五輪銅メダリストの松田が隣だったことで、「前半は松田さんについていって後半は抜く想像をしていました」と言うように100mまでは4位だったものの、100mから150mの間で一気に加速し松田を抜いた。さらに身体1つ分の差をつけ、トップでゴール。予選終了時の「決勝では55秒代を出したい」という宣言通り、1分55秒82をマークし、ベストタイムに本人も納得の様子だった。
4月の代表選考会では惜しくも4位となり、世界選手権の代表になれず涙をのんだ。「今でも悔しくてユニフォームを見ると泣きたくなります」と平井健。1週間後に行われた六大学水泳のメドレーリレーを通して「やっぱり自分はバタフライだ」と心を切り換えられたという。悔しさをバネに一回り成長した平井健の姿が見られた。
「本番で上手くいったからと浮かれてはいけないと思い、喜びを表さなかった」が、「(松田さんに)初めて勝てたので嬉しい」と喜びを噛み締めていた。
平井彬も大会初優勝
一方で健太の先輩にあたる彬嗣も圧巻の泳ぎで1500mを制した。先月の代表選考会を制し、晴れて日本代表としてこの大会に出場した平井彬。胸に日の丸が付いたJAPANのジャージを羽織り決勝に登場すると、300m以降は徐々に差を広げる独泳で優勝を飾った。昨年のインカレから続く連勝記録を「6」に伸ばし自身初のジャパンオープン優勝。レース後は「ジャージ負けしないように頑張った」と一言。日の丸を背負う責任感が安定の「強さ」 を生んでいるようだ。
平井彬嗣と平井健太。兄弟ではないが、同じ千葉県出身で、縁あって明大で先輩後輩の関係になった。今回揃って表彰台のてっぺんに立った健太に対し、彬嗣は「合宿も同じ場所でやっていて凄く頑張っていたのを知っている。健太が優勝して本当に嬉しい」と後輩の大金星を祝った。
大会二日目となる今日25日。彬嗣は400m自由形、健太は100m自由形に出場し、共に表彰台を目指す。明大を牽引する二人の平井がもう一暴れしそうだ。
[西谷侑紀・奥村佑史]
関連記事
RELATED ENTRIES